来年の年賀状を出す人の割合が、昭和53年の調査開始以来、もっとも低い79.7%であることがわかりました(パイロットコーポレーション調べ)。ソーシャルメディアなどの普及から、若者を中心に、インターネットを利用しての新年の挨拶が増えているようです。また、年賀状を出す枚数も減少しており、平均枚数は49枚。調査開始以来、はじめて50枚を割り込みました。

 減少傾向であるとはいえ、年賀状を楽しみに元旦にポストを開く人も多いはず。そんな年賀状作りの準備は進んでいますか?

 書籍『たった3行のシンプル手紙術』の著者・むらかみかずこ氏は、年賀状は、少しご無沙汰している人や仕事でお世話になっている人に送ることをすすめています。年賀状は少し丁寧さが求められる相手にこそ送るのです。普段から携帯メールやSNSで連絡を取り合う仲なら、メールのカジュアルな挨拶で済ませても良いのではと言います。

 ご無沙汰している人や仕事関係の人には、なかなか手を抜いた年賀状を送ることができません。そこで、同書のなかでは気の利いたひと言フレーズが紹介されています。このまま使ってもいいですし、送り先の人との共通の話題を盛り込むとより良い年賀状になるのではないでしょうか。


■目上の人へのフレーズ

「○○様とのご縁に感謝しております。本年もご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。」

「旧年中は素敵なご縁をありがとうございました。新しい年を迎え、ますます素晴らしい一年になりますように。」

「未熟ゆえ、本年もたくさんお世話になろうかと思いますが、懲りずに(笑)、どうぞよろしくお願いします。」

「○○さんに少しでも追いつけるよう、努力してまいります。ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。」

■プライベートな話題を交えたフレーズ

「おかげさまで○月に新しい家族が誕生しました。今年は、よりパワーアップした一年にしたいです。」

「なんだかあっという間に月日が経過していきます。昨年はどんな一年でしたか。また一緒に食事でもいきましょう」

 意外と難しい年賀状でのフレーズ。元旦に年賀状を届けようと、この連休中に準備に取り掛かる人は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 ちなみに、大切な取引先やマナーに厳しい上司など、礼儀が求められる相手の場合は、2文字の賀詞を送るのを避けたほうが良いとのこと。本来、賀詞は四文字が基本で、二文字は略儀的なものとされています。「謹賀新年」「恭賀新年」と、四文字の賀詞を使いましょう。



『たった3行のシンプル手紙術―仕事も人間関係もうまくいく“手書きフレーズ"』
 著者:むらかみ かずこ
 出版社:日本経済新聞出版社
 >>元の記事を見る



■ 関連記事
「きのこ」は野菜? それとも......
アインシュタインは「新橋玉木屋」の昆布の佃煮が超お気に入りだった!
大阪人のホンネは「おすすめのたこ焼き屋なんてあらへん」


■配信元
WEB本の雑誌