12月8日、浅田真央さんが2014年冬季五輪の開催地であるロシアのソチで行われたグランプリファイナルに4年ぶりに出場し見事に優勝を飾りました。母、匡子さんが48歳の若さでこの世を去ったのは1年前の12月9日。母の容体の急変で急遽帰国し同大会の出場を断念した去年や昨季から続いていた不調を考えると、今回の優勝は特別なものといえます。

 若くしてトップフィギュアスケーターとしての才能を開花させてきた浅田真央さん。数々の困難やプレッシャーを乗り越えてきた彼女の原動力について、『浅田真央 美しく舞う言葉』の著者で、臨床スポーツ心理学者の児玉光雄さんは、「彼女はファンの後押しやほめ言葉を素直に受け入れて、それをエネルギーに変える天才である」と述べています。歳をとるにつれて、周囲の人間の褒め言葉をお世辞と疑ったり素直に受け入れられなかったりしますが、子供の頃に持っていたような素直さを持ち続けることで、それを力に変えることができるのだそうです。

 本書で真央さんが周囲への感謝を述べた言葉の中にこんなものがあります。

 「自分だけの力じゃなくて、たくさんの人に手助けしてもらって、いろいろなことができていると思う」

 どんなに素晴らしい結果を残しても奢ることなく、常に周囲への感謝の気持ちを忘れないからこそ、立ち止まることなく成長しファンを魅了していくことができるのでしょう。

 現在「MAO ASADA 応援プロジェクト」と題し、「浅田真央選手に応援メッセージを届けよう!」という企画が住友生命によって行われています。私たちの応援メッセージが12月21日にオープンするスペシャルサイト内で紹介され、真央さんにも届くというもの。2014年3月31日まで募集されるというメッセージは、同社営業職員が配布する記入シートや、スペシャルサイト内専用フォームから応募可能とのこと。
 
 12月7日からプレオープンしているサイトにはたくさんの応援メッセージが寄せられています。会場に行き声援を送ることは誰もができるわけではないので、真央さんに気持ちを伝える手段として良いかもしれません。前向きな真央さんがソチ五輪でも好成績を残すことを期待したいものです。

【関連リンク】
MAO ASADA 応援プロジェクト
http://mao-asada-ouen.jp/



『浅田真央 美しく舞う言葉』
 著者:児玉光雄
 出版社:イースト・プレス
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