『海賊とよばれた男』(上・下、百田尚樹著、講談社)

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次期首相への就任が確実視される安倍晋三・自民党総裁がFacebook(フェイスブック)で「愛読書」を紹介したところ、アマゾンの売り上げランキングが上昇するというできごとがあった。

安倍総裁が2012年12月20日夜の投稿で取り上げたのは、百田尚樹さんが7月に上梓した小説『海賊とよばれた男』(上・下、講談社)だ。出光興産創業者・出光佐三らをモデルに、戦後の逆境にありながら日本人としての誇りを胸に、国際石油資本カルテルを向こうに回して戦った男たちの生き様を描く。

「手に汗握るスリリングなドラマ」

安倍総裁はフェイスブックの投稿の中で、作者の百田さんについて「私の大好きな作家」と述べている。同作については、

「日本が世界で一流国になるために努力をした人物の生涯が手に汗握るドラマとして読み易くスリリングに描かれています」

と評し、リラックスして眠るための気分転換として同作を現在読み返していると明かした。

20日時点で『海賊とよばれた男』上巻は、アマゾンの書籍総合ランキングで100〜150位前後に留まっていたものの、安倍総裁の投稿が拡散するとともに売り上げを伸ばし、21日14時の時点では総合52位に入った。「経済・社会小説」部門では1位を記録している。

百田さんは21日未明、安倍総裁の投稿を知り、Twitter(ツイッター)で「大感激!」とつぶやいた。