ターゲットは大学生 アメリカンイーグルが池袋で戦略強化

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 アメリカ発カジュアルファッションブランド「AMERICAN EAGLE OUTFITTERS(アメリカンイーグル アウトフィッターズ)」が、大学生にターゲットを絞った戦略を強化している。12月21日に国内4店舗目のショップを出店したのは、大学のキャンパスが点在する池袋。世界で4店舗目の旗艦店と位置付け、様々な施策をぶつける。

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 「AMERICAN EAGLE OUTFITTERS」を日本で展開しているイーグルリテイリングは、青山商事と住金物産の合弁会社。日本上陸に伴い、認知拡大を目的に首都圏から出店を広げている。2012年4月の日本1号店出店前には、新宿駅前の広場で米国で発祥したゲリラ的なパフォーマンス「フラッシュモブ」で話題を集め、また店舗スタッフには欧米生活の経験者を採用。店内は学生寮のような雰囲気を作り、「よい週末を」など英会話風の声がけでアメリカンカルチャーを伝えつつ客とのコミュニケーションを大事にしているという。ブランド名の認知度について同社の調べによると、都内の大学生で上陸前は約7%だったが、現在は約33%。ストレッチ性の高いパンツ「ジェギング」といったヒット商品を生み出すなど売上は計画を上回り堅調だが、ディレクターの小嶋英幸氏は「実際の顧客層はファミリーなど幅広かった。本来のターゲットである大学生の知名度はまだまだ低い」と話す。

 大手ブランドの旗艦店は銀座や表参道に構えることが多いが、「AMERICAN EAGLE OUTFITTERS」は池袋店を表参道に次ぐ旗艦店と位置付けている。「池袋は主要ターミナル駅で、近隣に大学のキャンパスが多い」(小嶋)という理由から、出店を機に改めてメインターゲットの大学生に照準を合わせた。オープン前にはキャンパスの周辺で学生に直接カタログを配り、またプレオープンイベントの参加者を大学生100組限定で募集したところ、1,000組以上の応募が寄せられたという。オープン時には300人以上が行列した。今後も「口コミでさらに認知を広げたい」(小嶋)としてfacebookでオンラインクーポンを発行するなど、学生を狙った販促を強化するという。来春には隣地に「UNIQLO(ユニクロ)」がオープンするが、ターゲットを棲み分けつつエリアの活性化による相乗効果を狙う。


■アメリカンイーグル地方も視野に出店加速 池袋に国内最大店オープン
 http://www.fashionsnap.com/news/2012-12-19/ikebukuro-aeo-flagship/