風邪を防ぐ3つのキーワードは、「笑う」「乳酸菌」「温める」

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冬は空気が乾燥しウィルスが活発になるため、風邪を引きやすくなる。

そんな風邪の予防には何が大切なのだろうか? 先日発表されたトレンド総研のレポート内の順天堂大学の奥村康特任教授のコメントにヒントがあったので紹介する。

レポート内で、教授は、ウィルスに対抗する体の仕組みとして「軍隊」に当たるリンパ球と、「警察」に当たるリンパ球があると言っている。

「『軍隊』のリンパ球は、ウィルスに感染した際に強い抵抗力を発揮し、ストレスや年齢などの影響はあまり受けません。

一方、『警察』のリンパ球は、体内をパトロールしつつ、ウィルスが入ってくるとすぐにやっつけてしまう細胞で『NK細胞(ナチュラルキラー細胞)』と呼ばれています」(奥村教授)さらに、近年の研究では、これらのNK細胞を活性化させることが、元気な体作りの重要なポイントになることが分かってきている。

「NK細胞を活性化させるには、まず、精神的なストレスから解放されることが必要です。

例えば、げらげら笑いストレスを発散させると良いです。

ほかにも、乳酸菌の摂取などでも活性化します。

乳酸菌を摂取すると、NK細胞が活性化するだけでなく、その状態をキープし、風邪を引きづらくなります」(奥村教授)乳酸菌を摂取し、風邪を引きづらくなった調査例がある。

例えば、以前小誌でも紹介したが、2010年10月から半年間にわたって、佐賀県有田町では、自治体の健康増進活動の一環として、町内の小中学生約1,900人が「1073R-1 乳酸菌」の入ったヨーグルトを飲用したところ、隣接する3市と比べてインフルエンザの感染率が激減するなどの結果が報告されている。

また、トレンド総研のレポートの最後で奥村教授は、運動や、体を温めることなどで血液循環を良くするとNK細胞の活性化につながるとコメントしている。