ユナイテッドアローズ「上場会社企業価値向上表彰」初代大賞に

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 東京証券取引所が12月20日、同社主催の「上場会社企業価値向上表彰」で上場企業約2,300社の中から大賞企業にユナイテッドアローズを選出したことを発表した。企業価値向上のために独自の方法で業務執行体制を確立し、投資家から高い評価を得ている点が選出の理由だという。東京証券取引所では今年、"企業価値の向上を目指した経営の普及・促進を図る"ことを目的に「上場会社企業価値向上表彰」を創設している。

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 「上場会社企業価値向上表彰」では、"投資者の視点を経営に組み込んで企業価値の向上に努めている"上場会社が表彰の対象。株主資本の利益率を計るROE(自己資本利益率)を基にした財務数値や、アンケートによる経営態勢の把握を通じて大賞が決定される。

 大賞の発表に先立ち、今年10月にファイナリストを選出。ユナイテッドアローズの他、エーザイ、HOYA、丸紅、三菱商事が選出されていたが、ユナイテッドアローズは目標の達成状況について部門・店舗や社員ごとに最短週単位でモニタリングするなど業務執行体制の確立に独自の創意工夫を施し、ROEを2009年3月期の5.6%から2012年3月期では29.2%に引き上げた実績などが評価され、特に優れた企業として選出されたという。

  ユナイテッドアローズは今回の受賞に対して、「『世界に通用する新しい日本の生活文化の規範となる価値観の創造』という経営理念と、経営理念体系の中のひとつ『社会との約束』に掲げる『株主様価値の創造』に基づく、日頃の愚直な経営・営業活動の推進の結果であります」とコメントを発表している。