おとそを飲む慣習の由来や意味を知っている人は、わずか2割に- 宝酒造調べ

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宝酒造は18日、年末年始の時期を迎えるにあたり実施した「おとそ」に関する意識調査の結果を発表した。

同調査は11月5日〜7日、20〜69歳の男女500名を対象に、インターネット調査にて実施された。

まずおとそを知っているかどうかについて聞いたところ、全体の86.6%の人が「知っている」と回答。

年代別に見てみると、50代や60代で95%と認知が高いものの、年代が下がるにつれて認知率が低下し、20代では34%の人が「知らない」と回答しており、ほかの世代と認知に差があることがわかった。

「知っている」と回答した人に、おとそをどのようなものとしてとらえているかについて聞いたところ、おとそが「本みりん」や「日本酒」に「とそさんを混ぜたもの」であるという古くから伝わる作り方を知っている人の割合は、50代以上や女性で比較的多いものの、全体では36.7%にとどまった。

一方で、全体の半数以上の人が「お正月に飲む日本酒」ととらえており、20代では約2割が「お正月に飲むお酒」という漠然とした認識しか持っていないことが明らかとなった。

お正月におとそを飲むかどうかについて聞いたところ、おとそに対する認識の違いによらず、全体的な傾向として「おとそを飲まない」層が過半数(「以前は飲んでいたが今は飲まない」「飲んだことはない」を合わせ、60.2%)を占めており、おとそを飲むというお正月の伝統的な慣習が薄れていることが明らかとなった。

ちなみに「そのほか」では、「おめでたい時に飲むお酒」といった回答や、「地域によってスタイルが異なる」といった意見があった。

おとそを飲む慣習の由来や意味について聞いたところ、「知っている」と回答した人は全体のわずか22.9%にとどまった。

年代別では60代で半数近い人(45.3%)がその意味を「知っている」と回答しているものの、そのほかの世代では「知らない」人が多数という結果となった。