19日に行われたコッパ・イタリア5回戦で、ナポリはボローニャにホームで1−2と敗れた。試合後、当初はかん口令を敷こうとしたナポリだが、ワルテル・マッツァーリ監督はその後に次のようなコメントを残している。

「我々は反省し、サポーターに謝罪しなければいけない。コッパのタイトルホルダーがこのように初戦で敗退するのはひどいことだからだ。明日は13時に集合する。選手たちと話さなければいけない。今夜は眠らないだろう。選手たちに言うべき正しい言葉を見つけるためにね」

「我々はフォーメーションも変えようとした。たくさんのチャンスをつくった。だが、あまりにも守備で良くないところがあったんだ。もっと守備で注意し、謙虚になって、もっとまとまる必要がある」

また、ラツィオはシエナをPK戦の末に下し、準々決勝進出を決めている。ウラジミール・ペトコビッチ監督は、このように話している。

「ラウンドを突破することが重要だった。大変だったが、実現できたね。前半は自分たちが難しくしてしまった。後半はオープンにして、途中出場の選手たちもショックを与え、相手を支配してくれた。シエナもたたえたい。だが、幸いにも我々は最後まで信じることができた」

「(パブロ・)カリソ? 彼はその姿勢でチャンスを得るのに値した。彼の素晴らしいパフォーマンスはうれしいよ。勝利に向けて、彼のセーブがチームメートたちにショックを与えてくれた」

敵地でウディネーゼを1−0と下し、ベスト8へ駒を進めたヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、チームのスピリットをたたえている。

「いつもと比べて我々は良いプレーじゃなかった。だが、苦しいときでもチームのスピリット、ラウンドを突破したいという意欲を見ることができた。彼らには少し苦しめられたが、乗り越えられないとは思わなかったよ。チャンスをつくられたが、我々はカウンターで勝負をつけることができた。私はフィオレンティーナがとても気に入ったよ」

MFダビド・ピサーロのコンディションについては、心配していないようだ。

「よくあるのだが、腰に違和感を覚えた。だが、土曜の試合に間に合うことを願っているよ」