急造GKながら好守で完封に貢献のインテルFWパラシオ「我ながらよかった」

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 コッパ・イタリア5回戦が18日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとヴェローナが対戦した。
 ホームのインテルは、80分にイタリア人GKルカ・カステラッツィが負傷退場するアクシデントが発生。交代枠を使い切っていたため、アルゼンチン代表FWロドリゴ・パラシオが急遽GKを務めたが、2−0で勝利して準々決勝進出を決めた。

 試合後に、パラシオが勝利を振り返り、以下のようにコメントした。クラブの公式HPが伝えている。

「(アレッサンドロ)カロッツァのヘディングシュートをセーブできたのは、我ながらよかったと思うね。2点リードしていたから、少しは余裕があったよ。とにかく、勝ててよかった。(GKを務めた理由は)最初は(クリスティアン)キヴがやると言ったんだけど、(アンドレア)ストラマッチョーニ監督が僕か(リカルド)アルバレスがやるべきだと言ったんだ。幸運にも、15分間だけだったからね(笑)。GKは子供の頃に何回かやったことはあったんだ」

「(アントニオ)カッサーノとは、ますますやりやすくなっているね。彼は素晴らしい選手で、一目見るだけでボールを出すべきところにパスしてくれる。土曜日はジェノア戦だけど、僕には古巣相手となるから特別な試合だよ。とは言え、今はインテルの一員だからね。いずれにせよ、簡単な試合ではないことは確かだよ」

[写真]=Getty Images