防衛省統合幕僚監部が17日に発表した情報によると、ロシア空軍の最新鋭偵察機TU―214R1機がロシア極東地域から離陸後、日本海側の日本領空に接近し、南下した。その後、能登半島近くの空域で方向を変え、朝鮮半島方向に向かった。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 航空自衛隊は戦闘機を緊急発進したが、航空自衛隊が撮影した写真からTU―214R偵察機の通し番号はRA―64511で、2012年5月に初飛行したプロトタイプ機であることがわかった。今回の飛行は、偵察設備のテストが目的だと見られている。(編集担当:米原裕子)