「外国で買い物」が家でもできる?! 今注目の”海外サイト”ショッピング事情 (2) 危険な「海外サイト」の”見分け方”は!? 「関税」ってどんなもの?

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手軽になってきた「海外サイト」でのショッピングの魅力をお伝えしている本連載コラム。

第1回の前回は、海外サイトの、どういう点が、身近でかつ魅力的になっているかを説明しました。

第2回の今回は、危険なサイトの見分け方や、海外サイトで個人輸入をする上で知っておきたい「関税」のお話をしていきたいと思います。

海外サイトでのショッピングにおけるトラブルの1つに「ニセモノ」が挙げられると思います。

ルイ・ヴィトン、エルメス、グッチ、プラダといった有名ブランドのニセモノを販売しているサイトは数多く存在しますので要注意。

ただ、気をつけるべき点をいくつか押さえておけばトラブルに巻き込まれる可能性はぐっと低くなりますので、それをご紹介しましょう。

【価格が安すぎる】いくら海外サイトがお得だからといって極端な安値には注意が必要です。

うますぎる話はありません。

日本のサイトでも、極端に安い並行輸入品を扱っているところには注意が必要でしょう。

【海外サイトなのに日本語しかない】ブランド名などの検索でたどり着いたサイトがすべて日本語で書かれていたら、そこは日本のサイトかな? と思ってしまいそうですが、もしかしたら日本人をターゲットにした悪徳サイトかもしれません。

まずチェックしてほしいのが配送についての記載。

ここに「EMS(国際スピード郵便)」など海外からの発送を示すものがあったらそこは海外のサイトと思っていいでしょう。

さらに念を押すならドメインの持ち主を調べるサイトで所在地を突き止めることもできます。

海外のサイトなのに言語選択の項目がなく、日本語しか用意されていない場合は要注意です。

【サイト紹介や返品についての項目がない】そのサイトの運営会社や連絡先などが記された「ABOUT」、返品/交換について記された「RETURNS」などの項目が存在しないサイトも利用しない方がいいでしょう。

返品/交換についての項目があっても「受け付けない」「キャンセル料を取る」といった記載があるところは要注意です。

万が一トラブルに巻き込まれてしまったときは「消費者庁越境消費者センター」にも相談できます。

「注意すべきポイント」なども紹介されているのでチェックしてみてください。

「関税」という言葉、聞いたことはあるけどよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

分かりやすく説明すると、「国内産業の保護を目的として、輸入品に課される税金」です。

関税をかけることで輸入品の価格を上げ、国産品を選んでもらうようにする施策と言えそうですね。

「Amazon.com」や「Shopbop.com」などのように、注文時に関税も含めて計算してくれて支払いを済ませられるサイトもあります。

そういうサイトには、支払い時に商品価格(Merchandise、Unir Price、Item Priceなど)や送料(Shipping、Deliveryなど)のほかに、関税の項目(Tax、Duties、Import Feesなど)があります。

しかしこれはほんの一部のサイトで、ほとんどの場合は、運送業者が税関に前払いしてくれていてたものを商品受け取り時に支払います。

(「代引き」に似ていますね)。

主な商品の関税率の目安について「税関」(ネーミングがややこしいですね…)のサイトに紹介されています→http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1204_jr.htm。

例えば「ハンドバッグ」は「8〜16%」、「アクセサリー」は「5.2〜5.4%」と定められているほか、「時計」や「楽器」「化粧品」など無税のものも結構あります。

ここで注目していただきたいのは「履物(甲が革製又は甲の一部に革を使用したもの)」の関税率。

「30%又は4,300円/足のうちいずれか高い税率」とあります。

国内の革靴産業を保護するために高額な関税率がかけられているのです。

「商品が届いてから請求されてびっくり!」ということにならないよう、ご注意ください。

なお、課税価格の合計額が1万円以下の場合は、条件を満たせば関税が免除されるケースがあります。

免税の対象外となるものも定められており、税関のサイトには主なものとして「革製のカバン、ハンドバッグ、手袋等、編物製衣類(Tシャツ、セーターなど)、スキー靴、革靴及び本底が革製の履物類等」が挙げられていますが、ただし「個人的使用に供されると認められる贈与品であって、課税価格が1万円以下の場合は免税となるものもある」とのこと。

個人輸入の場合は、基本的に1万円以下の商品には関税がかからないと考えて良さそうです。

小さい金額なら関税を気にせず楽しめるのはうれしいですね(個別のケースにつきましては税関におたずねください)。

次回は、クレジットカード払いにまつわるお話、日本のサイトとは異なる海外サイトならではの商習慣などをご紹介したいと思います。