向後の7日株!:需給妙味◎!大型補正、インフラ老朽化対策のド真ん中銘柄!(560X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

栗本鉄工所 (5602)が今日の注目銘柄!

18日、今回の総選挙で大勝した自民党の安倍総裁は、2012年度の補正予算編成について「デフレからの脱却に資する大型補正をしていきたい」と表明しました。また、連立を組む、公明党は防災のためのインフラ整備を建設国債の増発などでまかなう10兆円規模の補正を主張しています。そこで、今回の大型補正や、インフラの老朽化対策で恩恵を受ける同社に注目します。

同社は、水道管やガス管などのパイプシステム事業を主として、機械システム事業や、産業建設資材事業を展開しています。強みは、100年にわたり社会インフラを支える上下水道技術をもとに、各種パイプやバルブの設計から施工そしてメンテナンスまでトータルに行うことができることです。

11月5日に発表した13年3月期第2四半期業績では、機械部門で海外向け鍛圧機の増加や、化学装置部門で工事進行基準による大型物件の売上計上に加え、二次電池関連プラントの完工などが売上に寄与しましました。

また、鉄管部門においては、耐震管を中心とした高付加価値製品の出荷増加および原価低減に加え、バルブ部門でも増収による増益に加え、個別物件ごとの原価改善が進みました。

13年3月期通期連結業績予想は、10月29日に上方修正され、売上高は990億円(前期比、2.0%増)、営業利益は45億円(同、6.2%増)、経常利益は40億円(同、7.9%増)、当期純利益は30億円(同、36%増)の見込みです。同社を取り巻く経営環境を考慮すると、再度、業績が上ブレる可能性も期待できるでしょう。

18日終値(310円)ベースのPBRは0.96倍と1倍を割り込み、良好な経営環境を考慮すると、資産面で割安といえるでしょう。また、直近の信用倍率は1.23倍(売残397.0万株、買残487.9万株)と拮抗しており、需給妙味もあります。

日足チャートをみると、株価は上向きの5日移動平均線(18日現在、302円)をサポートに、堅調に推移しています。18日高値は312円と、連日で年初来高値を更新しました。チャート上の節目らしい節目は見当たらず、今後は、25日移動平均線ベースのボリンジャーバンドの+1σ(同、296円)と+2σ(同、313円)の間をバンドウォークしながら、上昇を継続させるとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。