百貨店売上高が7ヶ月ぶりに前年比プラス 冬物衣料好調

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 日本百貨店協会が11月の全国百貨店売上高を発表し、5,542億円と前年比2.2%を達成した。売上高が前年同月の実績を上回るのは7ヶ月ぶりで、震災の反動要因があった今年3月を除くと伸び率は今年最高水準を記録。気温が平年を下回る日が多かったことから、コートを中心とした重衣料やマフラー・手袋などの防寒用品を含む衣料品がプラス3.4%と全体の売上をけん引した。

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 2012年11月は前年より土曜が1日少なくマイナス要素もあったが、入店客数は前年並みに推移。商品別では衣料品と身のまわり品の伸び幅が大きく、プラス3.7%の化粧品やプラス1.0%の高額商材も引き続き好調を維持した。また、クリスマスケーキや歳暮などの季節商材も堅調に推移。地域別では、11月21日に阪急うめだ本店が全面開業した大阪で8か月ぶりプラスに転じ、前年比6.4%を達成している。

 また東京地区の11月百貨店売上高も発表され、前年比3.1%と2か月ぶりにプラスだったが、身の回り品がプラス10.8%と今年3月の震災反動増を除いて63か月ぶりに二桁増となった。11月は伊勢丹新宿店の靴売場やハンドバッグ売場がリモデルしており、日本百貨店協会では「特に改装店のハンドバッグが好調で、ほぼ全アイテムで前年実績を上回った」と発表している。