レディー・ガガ

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 レディー・ガガが、違法な同性愛者の権利拡大運動を行ったとしてロシア国内で抗議されている。

 VH1 Celebrityによると、ガガは今月ロシアでコンサートを開催。その際、12歳以下の青少年も含まれる観客に対してLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、性転換者)をサポートするよう呼び掛けたという。これにかみついたのが、ビタリー・ミロノフ氏だ。

 これに対してミロノフ氏は「ガガは同性愛者という少数派へのサポートを呼び掛けた。これは未成年者に同性愛を助長する行為であり、ひいてはロシアに対する叛逆(はんぎゃく)だ」と激怒。争いを法廷に持ち込む構えも見せているという。

 ミロノフ氏は今夏にも、同国内でコンサートを行ったマドンナに対して「未成年者に同性愛を奨励した」と抗議。そのため、一部では一連の抗議はミロノフ氏のアピールに過ぎないのではないかという見方もある。

 この件に関しては、すでにドミートリー・メドヴェージェフ大統領がガガのサポートに回ることを公言。ガガは「ありがとう、大統領」とツイッターで感謝をつづっている。(編集部・福田麗)