向後の7日株!:自民党の圧勝で恩恵!経営再建が進む消費者金融株(851X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

アイフル (8515)が今日の注目銘柄!

今回の選挙で政権を奪還した自民党は、選挙公約で、「適正な規模の小口金融市場の実現と真の返済困難者の救済」を謳っています。そこで、事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)による経営再建中の同社に注目します。

自民党は、2006年12月の改正貸金業法の成立、2010年6月の同法の完全施行という一連の流れの中で、市場の収縮・マクロ経済への悪影響、新種のヤミ金の暗躍、返済困難者の放置といった様々な影響が顕在化している点を指摘しています。つまり、法改正で資金を借りれなくなった、健全な借り手が、ヤミ金に流れて酷いことになっていることを憂慮しています。

そこで、自民は、上限金利規制、総量規制といった小口金融市場に対する過剰な規制を見直すことによって健全な借り手である利用者の利便性を確保する方針です。同時に、多重債務者に対する支援体制を強化するとともに、ヤミ金融業者の摘発強化、適正業者の育成を図り、健全な借り手と健全な貸し手による適正な規模の小口金融市場の実現と真の返済困難者の救済を目指すということです。

仮に公約が実現するなら、改正貸金業法の完全施行で、トコトンまで痛めつけられた、同社を含む消費者金融会社を取り巻く環境は劇的に改善する見通しです。

ところで、11月13日には、13年3月期第2四半期の業績上方修正を発表し、営業収益は506.86億円(前期比、14.2%減)、営業利益は144.62億円(同、53.6億円)、経常利益は139.96億円(同、63.6%増)となりました。事業再生計画は想定以上の進捗ペースとのことで、今後の上方修正の発現にも期待します。

9月14日の132円を底として堅調に推移していた株価は、この良好な業績モメンタムを好感し、出来高を伴って急騰し、人気化しました。週足チャートをみると、26週移動平均線ベースの+2σ(17日現在、397円)から大きく乖離し、過熱感がありました。
しかし、17日終値は412円で、すでに時間調整は済んだとみています。
日足チャートでは、25日移動平均線ベースの+2σ(同、443円)と+1σ(同、401円)の間をバンドウォークしながら、上昇トレンドを描いています。また、17日には423円をつけ、年初来高値を更新しました。当面は、チャート上の節目らしい節目は見当たらず、外部環境が追い風となり、さらに上昇スピードを加速させるとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。