日本生産性本部の調査によると、今の会社に一生勤めようと思っている新入社員は約3割で、入社後半年で半減したことが分かった。

 今の会社に一生勤めようと思っている新入社員の割合は、入社直後の春の調査では60.1%だったが、秋の調査では30.6%に減少した。春から秋への落差(29.5ポイント)は、1997年の調査開始以来で最大となった。

 今の会社に一生勤めようと思っている新入社員の割合は、春の調査では2000年に20.5%まで低下して以降はほぼ一貫して上昇しており、今春の調査で初めて6割に達した。

 一方、秋の調査では2005年の17.5%から2008年の39.5%(過去最高)まで急上昇した後は低下傾向にあり、ここ数年は春から秋への落差が大きくなっている。

 「自分には仕事を通じてかなえたい夢がある」も、春の70.5%から秋の50.7%へ19.8ポイント低下し、過去最大の落差となった。

 「きっかけ、チャンスがあれば転職してもよい」と考える新入社員は、春の26.6%から秋の42.3%に上昇している。一つの会社に最低でも勤めるべきだと考える期間は「2〜3年」(40.6%)が最多。春の調査では「4〜5年」(春29.5%→秋24.0%)、「6年以上」(春25.5%→秋11.3%)が、「2〜3年」(春24.6%→秋40.6%)を上回っていた。

 調査は10〜11月に今春入社の新入社員340人から回答を得た。

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