仏プレタポルテ連盟が注目する日本市場とメンズウェア

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 1月に東京で開催される展示会「第34回モード・イン・フランス展」の開催に先駆け、フランス婦人プレタポルテ連盟会長が来日して開催概要を発表した。出展ブランドは前年の約2倍となる69ブランドで、ウィメンズに加えてメンズウェアの出展が決定。ジャン=ピエール・モショ会長は「フランスにとって日本は重要な市場だ」と捉えている。

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 フランス婦人プレタポルテ連盟が主催する「第34回モード・イン・フランス展」は、2013年1月28日〜30日の3日間にわたり「ヒルトン東京」で開催が予定されている。55社から69ブランドが出展を予定し、そのうち25ブランドが初参加。今回は、パリのファッションエージェント社からメンズブランドも参加し、2013-14年秋冬の新作コレクションを発表する。

 日本はフランスにとって婦人服の輸出相手として7位で、売上高は1億3千万ユーロ(約130億円)。ジャン=ピエール・モショ会長は「フランス企業が国際的に発展し、ヨーロッパよりもアメリカや日本への輸出が伸びている」と話し、フランスと日本の取り組みの重要性を強調した。アジアにおいて日本市場に焦点を絞る理由として「中国も大きい市場だが、まだファッションの本質を理解していないという実情がある」と捉え、また今後はウィメンズに加えて「世界的に注目されている」というメンズウェアを持ち込んで日本市場に浸透させたいとしている。

 なお、フランス婦人プレタポルテ連盟ではファッション業界の国際的な成長と発展のため、ファッション企業を支援するプログラムを展開している。2013年1月には、若手クリエイターなど中小企業を対象に助成するプログラム「ビジネスエンジェル」が始動するという。ジャン=ピエール・モショ会長はヨーロッパの景気の悪化がフランスのファッション業界に影を落としていることを懸念しながらも、「日本や新興国など国際進出を支援し発展させたい」と積極的な姿勢を示している。