ケイト・モスのようなモデルになりたいと思っている少女は多い(実際のところ、モデルになるためのサマーキャンプすらある!)。



しかしシャネルや『VOGUE』誌でモデルを務めた経験を持つキャメロン・ラッセルは、モデル業界はそのような少女が思い描いているような世界ではないと明言。彼女はさらに、モデルになろうとするべきではないとも話している。

モデルとして8年のキャリアを持つキャメロンは今年10月に行なわれたイベントTEDxMidAtlanticに登壇し、モデル業界の厳しい現実やモデル志望の少女たちへのアドバイスを含み、以下のようにコメントした。「女の子たちから『私もモデルになれますか』という質問をされることがあります。ですが、私がその権限を持つポジションになることはないでしょう。そして私は彼女たちに、何故モデルになりたいのかを聞きたいのです。(私たち女性はモデルだけでなく)アメリカの大統領にだって、ネット業界の革命者にだって、心臓外科医でもある詩人にだってなれる可能性があるんですよ。そしてもしそうなれば、第一人者になれるのですから」

大勢の前でモデルについて語るキャメロン


「しかし、そう諭しても彼女たちは『私は本当にモデルになりたいのです』と言ってきます。そこで私は、ならば私の上司になりなさいと答えるんです。というのは、私には何の権限もないからです。でも女の子たちにはH&MのCEOや次のスティーヴン・マイゼル(高名な写真家)になれるチャンスがありますから。モデルになるということは、宝くじに当たりたいというようなものです。自分ではどうすることができないもので、素晴らしい部分もありますが、キャリアを築くものでもありません」

キャメロンはモデルに特権があることについては認めているが、痩せて、フェミニンで、なおかつ色白であること("色白"または"白人"がモデル界で多数派なのはこちらでも検証されている)でその権利を得たと発言。

「過去数世紀に渡り、私たちは美を健康と若さ、そして生物学的にプログラミングされてきた、均整のとれた美しさであると定義してきましたが、それに加え、背が高くてスレンダーなプロポーション、女性らしさ、そして白い肌なども美として考えるようになってきたのです。私はそれらを体現しているのです。私の場合は、状況が自分に有利だったためにモデルとしての恩恵を受けることができました」とコメントしている。