中国株にようやく底打ちの兆しが見えた! だが、投資対象は大きく変える必要あり!!

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【今回のまとめ】
1.中国株人気は、すっかり剥げた
2.しかし、経済指標は全て回復局面入りを示す
3.中国経済は、加工輸出型では成長できなくなった
4.固定資産投資への過度の依存も危険という認識が広まる
5.中国株は、景気循環的な回復を買いに行くタイミングが到来

久しぶりに動意付く中国株

 数年前なら外国株投資といえば中国株が真っ先に取り上げられました。しかし北京オリンピックが終わったこと、中国政府が不動産バブル抑制に動いたこと、尖閣問題で中国に対するイメージ悪化などにより、最近では中国株はあまり話題になりません。

その中国株が久しぶりに動意付いています。先週の金曜日(12月14日)、上海総合指数は+4.32%と久しぶりに元気なところを見せました。

経済指標は底入れを示唆

 その直接のきっかけとなったのは、香港上海銀行(HSBC)が集計している製造業購買担当者指数(速報値)が50.9と強かったことです。

 これで同指数は、2カ月連続して景気拡大の分岐点である50以上を記録したことになります。

 この他にも最近発表された経済指標はいずれも中国経済が底入れしつつあることを感じさせるものとなっています。例えば11月の生産者物価指数(下のグラフの赤線)は−2.2%で、2カ月連続して上向いています。

 これは不景気が引き起こすデフレ圧力が緩和したことを示唆しています。

 また、鉱工業生産も+10.1%と3カ月連続して前月を上回りました。

 さらに、11月の小売売上高は+14.9%でした。

中国経済は構造転換の過渡期にある

 このように景気循環的な視点からは、中国経済はこれから上昇サイクルへ向かうと思われます。

 ただ中国経済は構造転換の局面にさしかかっています。それはこれまで中国がオハコとしてきた、「加工輸出型経済」のモデルが変調してきているということです。

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