2012年のナンバーワン漫才コンビを決める「THE MANZAI 2012」が本日開催されます。昨年からはじまった同イベントですが、ファイナル進出組は4組減り、少数精鋭で決勝大会に挑みます。NON STYLE、千鳥、笑い飯などが1740組の頂きを目指します。

 「THE MANZAI 2012」決勝大会には出場しませんが、独特の世界観で「IPPONグランプリ」などで評価を高めているのがピースの又吉直樹。オシャレ芸人といった顔も持ち、「好きな芸能人は誰?」では、毎回上位にランクインします。

 文才についても評価される又吉ですが、この度、奇想天外の新・四字熟語を作り出しました。書籍『鈴虫炒飯』は、又吉が編み出した言葉を新進気鋭の書道家・田中象雨が描く異色コラボ。

 例えば『馬面猫舌(うまづらねこじた)』。この言葉の意味は、「馬面である上に、猫舌でもあること。解りやすい欠点が二つあり、短所の渋滞を起こすこと」とのことで、又吉自身が解説しています。

 他にも、『銀杏臭過(ぎんなんくさすぎ)』は「いくらなんでも銀杏は臭過ぎ」と、銀杏の何とも言えない臭いを四字熟語に。『放屁和解(ほうひわかい)』は、「凄まじい喧嘩をしていたのに、どちらか、或いは第三者が屁をこいてしまい、どちらともなく笑ってしまい、気持ちが収まること。屁に救われること。しょうもないことが、時には大きな何かを解決することもある」と、下品ながらも深みのある解説が添えられています。『登場黙殺(とうじょうもくさつ)』は「遅れていたから、まぁまぁ急いで来たのだよ。登場したら『おっ! やっと来たね!待ってました!』となるだろうと予想していたのだよ、だがしかし、僕に気付く人は誰もいなかった」といったあるあるネタ。『正月皆無(しょうがつかいむ)』は「正月休みが、全くないこと。皆にはあるものが、自分にだけ無いというのは精神的に疲れる」とのこと。もうすぐ年越しですが、来年早々に又吉発案の四字熟語を使う人が出てくるかもしれません。

 又吉が編み出した四字熟語は、どれもシュールな雰囲気が漂っており、じわじわ笑いがこみ上げてくるものばかり。予想もしない文字の組み合わせから導かれる言葉の意味。又吉の実力を再確認できる四字熟語集です。



『鈴虫炒飯』
 著者:又吉 直樹,田中 象雨
 出版社:幻冬舎
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