ジェームズ・コクランは、3Dのグラフィティアートを壁に描き上げることに成功した。しかしこれを3Dとして楽しむにはやはりあの3Dグラスが必要なようだ。



オーストラリア出身の画家であるジェームズは、ずっと3Dムービーに使われる魔法をストリートで再現できないかと挑戦し続けていた人物である。

彼はカラフルなオーブとともにこちらを見据える女性の姿をストリートの壁に描いているが、これは赤と青の色のグラスを通して見ると、3D映画のように浮かび上がって見える仕掛けになっている。ジェームズは以前、ロンドンにある友人のレストランの壁にこの絵を描き、通行人に3Dグラスを配って回っていたと言う。<The Huffington Post>はそんな彼に「何人くらいの人たちが好奇心を持ってそのグラスを掛け、絵を見ると予想していたんですか?」と質問すると、ジェームズは「はじめは10個のグラスをオーダーしていたんだ。でも "もっと要るな" って思い直したんだ」

3Dムービーは世界中でブームを巻き起こしたが、3Dグラフィティ・アートもそのうち世に浸透していくのだろうか。

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