スマホで簡単クレジット決済サービス拡大 個人でも利用可能に

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 スマートフォンを活用したクレジットカード決済サービスが国内で普及し始めている。ソフトバンクモバイルに続き、12月には楽天が「楽天スマートペイ」を発表してサービスに参入。端末のデザインにはクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏を起用した。低コストかつスマートなクレジット決済は個人から利用が可能とあって、ショップやフリーマーケット、サロンなど、これまで"現金のみ"だった支払いのシーンを変えつつある。

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 クレジットカード決済はこれまで、コストや利用条件などの問題で中小企業の導入率が低かった。その敷居を下げたのがスマートフォンを利用したクレジットカード決済サービスだ。申し込み・審査を経て専用アプリを手持ちのスマートフォンにインストールし、イヤホンジャックに差し込んだカードリーダーを通じて決済が完了するという利便性と、導入コストの低さが魅力。顧客がカードさえ持っていれば多額の現金を用意しなくてもいいため、小規模の個人ショップから出張販売、即売会などで高額商品をすぐに販売することも可能になるだろう。発祥の米国では様々な業種から決済サービスに参入が相次ぎ、市場の広がりとともに世界各国で利用者を増やしている。

 代表的なサービスは米国発のPayPal(ペイパル)で、2012年5月にはソフトバンクモバイルがPayPalと合併会社を設立し、日本国内でもサービスがスタートした。楽天が発表した「楽天スマートペイ」は10月から先行で申し込みを受け付け、12月6日に専用サイトを公開して利用を開始。楽天の担当者は「様々な事業者にメリットがあるが、特に小規模の小売店に広がり始めている」という。なお「楽天スマートペイ」の専用リーダーのデザインを監修したのは、ユニクロのロゴデザインなど多方面で活躍している佐藤可士和氏。店舗と客の双方にとっての利便性だけではなく、デザインにおいてもスマートな決済の利用が今後も広がりそうだ。

■楽天スマートペイ
 http://smartpay.rakuten.co.jp/

■PayPal
 https://www.paypal.jp/