やきもちやきに効く! 心理学による、嫉妬心を乗り越える方法

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好きな人の愛情が他の誰かに向けられるのは、どうしても気になってしまうもの。

恋愛にはツキモノのこの嫉妬心を乗り越える方法について、「ゆうメンタルクリニック」総院長で、精神科医・心理研究家のゆうきゆうさんに聞いた。

嫉妬をする原因の一つに、自信の無さがあげられます。

「不安」と言い換えることもできるのですが、相手が他の人を好きになるのではないかという不安と同時に、自分に対して自信が持てないとき、嫉妬心を感じやすいようです。

友達や仕事を優先したとか、他の異性と話したとか、ささいなことに目くじらを立ててしまう人ほど、自分に自信が持てず不安なのです。

相手が自分をずっと好きでいてくれる自信もなければ、自分が愛されることも信じられない。

だからこそ、相手が自分よりも大切にしているものがあるのではないかと感じると、嫉妬で心を乱してしまいます。

嫉妬は怒りの感情ですが、自分を最優先にしてもらえないと思うと、関係が脅かされるのではないかという恐怖を感じているのです。

これは「相手を失う」「自分は愛されない」ということを、強力に信じているとも言い換えられるでしょう。

「自分には愛される価値がない」という、根本的な部分で不安を感じていると、嫉妬心を抱きやすくなります。

これは幼少期からの思い込みや経験などが元になっていることも多く、パートナーから安心できるようにいろいろ働きかけてみても、なかなか恐怖心はぬぐい去れないようですね。

こういった気持ちが強い人は、他者と比較する気持ちも強く、批判的であることが多いようです。

愛されているという安心感があれば、過剰な嫉妬心を抱くことも減りますので、愛情を感じられる経験を積み重ねていくことが大切なのです。

また恋愛に限らず、他人と自分を比べてしまう、他人の成功を素直に喜べないという嫉妬に対してはどう対処したらよいでしょうか。

実は、誰でも心のどこかに嫉妬を抱えています。

他人の成功に対して「100%」で喜ぶことができる人は、3種類しかいないのです。

1つ目が、自分と成功とは「完全に無縁な世界だとあきらめている人」。

2つ目が、相手より「圧倒的に立場が上の人」。

3つ目が、その相手と安定した夫婦や家族、友情、愛情に自信のある「完全な身内」関係の人です。

そして3つ目の「完全な身内」こそが、嫉妬心を克服する鍵となります。

まず100%で喜ぶことのできる完全な身内から、人の成功を喜ぶ練習をするのです。

ゆるぎない愛情、友情で結ばれた恋人、親友、そして夫婦……。

ニュースで大々的に取り上げられなくても、彼らの日常にも、どんなに小さくても「成功」は必ずあります。

「昇進したの? 良かったじゃない!」「この企画、うまく行ったの? すごいじゃない!」「資格試験に合格したの!? やったわねー!」それは確実に、あなたにとって心からの喜びのはず。

そんな気持ちを、1日に1つずつ見つけていってください。

それを重ねていけば、その他の人が成功したときの気持ちにも、不思議と今よりも余裕が生まれてくるはずですから……。