浅草のうまいもの




浅草は飲食店の名店が多いです。池波正太郎先生ぐらいになると、どの店へ行っても大丈夫なんでしょうが、若輩者にとって老舗の敷居は高いもの。筆者みたいな庶民でも入りやすい、有り難い浅草の名店をご紹介します。



■どぜう

『どぜう飯田屋』

1903年(明治36年)頃創業ですのでもう109年もやっている老舗どぜう屋。



「どじょう」です。江戸の名物で浅草には名店と呼ばれるお店が多数あります。どぜうが有難いのは、うなぎと違って安価なことです。一人前1,500円(ぬきの場合は1,600円)ですから、ちょっと乙に江戸気分を味わうにはリーズナブルな価格です。



問題は「ぬき」でいくか「まる」でいくかです。「まる」はどじょうをそのまま。「ぬき」だと骨を抜いてあります。筆者などまったく江戸ッ子ではありませんので「ジャリジャリするからぬき」なのですが、江戸ッ子四代目の編集者は「まるだ」と言い張ります。ぜひ行って、ご自身で味を確かめてみてください。



■オムライス

『グリル グランド』

創業68年の洋食屋さん。値段はやや高めですが、洋食のメッカ浅草でも評判の高いお店です。しかも敷居は高くありません。



何を食べても美味しいグリル グランドですが、ここではオムライスをお薦めします(1,260円)。昔懐かしのきちんとしたオムライスを味わえます。中のチキンライスの滋味あふれる味、火の通し方の絶妙な卵の皮はケチャップとの愛称が抜群です。この店の味を求めて通い続ける人は絶えません。



■トンカツ

『井泉』(いせん)

1930年(昭和5年)創業のトンカツの老舗です。トンカツは和食、おはしで切れるほどの柔らかさがあるべき、という初代の考えを実践した「驚きのトンカツ」が今も味わえます。



薄い衣、柔らかくてはしでも切れるという井泉のトンカツは今もファンを増やしています。ヒレカツ定食は1,800円です。また、この店は「かつサンド発祥の店」として知られています。1935年(昭和10年)に当時の女将さんが発明したそうです。かつサンド(6切れ入り)は850円です。



■天丼

『大黒屋天麩羅』

1887年(明治20年)にそば屋として創業して明治の終わりに天麩羅屋に転業。それでも天麩羅屋歴100年(笑)。



大黒屋天麩羅は、丼の蓋からはみ出るでっかいえび天が有名です。えびが4本、今で言うメガ飯のえび天丼は1,900円。価格もそんなに敷居が高いわけではないでしょ? 価格分の迫力は十分あります。



浅草の天麩羅はゴマ油で揚げてとても香ばしいのですが、これが天丼になると甘辛タレを多めにかけます。結果、濃い目で甘い天丼になりますが、これが大好きな人にはたまらない味です。一度味わってみてください。



いかがでしょうか。まだまだ紹介したい店は山ほどあります。みなさんも浅草に足を運んでみませんか?







(高橋モータース@dcp)





『どぜう飯田屋』のサイト

http://asakusa-ryoin.jp/iidaya/





『井泉』のサイト

http://isen-honten.jp/





『グリルグランド』の食べログ

http://r.gnavi.co.jp/g854000/





『大黒屋天麩羅』のサイト

http://www.tempura.co.jp/