5万人来場した三宅一生と東北の衣食住展が書籍化

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 東北地方のものづくりに着目し開催された2つの展覧会「東北の底力、心と光。『衣』、三宅一生。」と「テマヒマ展〈東北の食と住〉」の記録を1冊にまとめた「東北のテマヒマ【衣・食・住】」が、マガジンハウスから発行された。合計で5万人が来場した両展覧会に出展された64アイテムを「衣・食・住」のカテゴリー別に収録。つくり手への取材を元にした解説も掲載する。価格は2,310円。

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 2つの展覧会は、東北地方の大震災による復興へ向け東京ミッドタウン内デザイン施設「21_21 DESIGN SIGHT」で開催された企画展。2011年7月に行った「東北の底力、心と光。『衣』、三宅一生」では、東北のテキスタイルや技術を1970年代から自身の作品に取り入れてきた三宅一生(みやけいっせい)氏がディレクションを務め、連日1,000〜2,000人が来場したという。「テマヒマ展〈東北の食と住〉」は2012年4月から8月まで実施され、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏とプロダクトデザイナーの深澤直人氏が各地で見いだした"「テマヒマ」がかかったもの"をデザインの美を際立たせた展示空間で紹介した。

 書籍内では、数世代に渡って継承される伝統芸から現代の加工技術まで様々なアイテムを掲載。青森県十和田市の裂織や山形県の山形ニット、宮城県白石市のプリーツ加工、福島県大沼郡昭和村のからむし織などを取り上げ、デザインの在り方やつくり手の背景にも迫る。