文化学園、廃業した織物メーカーみやしんの工場を研究所に

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 今年9月に廃業が明らかとなった八王子の織物メーカーみやしんの工場施設が、文化学園により「文化学園ファッションテキスタイル研究所」として生まれ変わることがわかった。ファッション業界の人材育成の場として、来年4月から本格的に利用を開始する予定だという。

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 「文化学園ファッションテキスタイル研究所」は、文化学園大学や文化ファッション大学院大学の学生を対象に研究やテキスタイルの開発、外部デザイナーとのコラボレーションなど、広く日本のテキスタイル産業を学ぶ施設として利用される予定。みやしんの宮本英治社長が文化ファッション大学院大学の専任教授を務めているという経緯もあり、文部科学大臣からの使用許可を経て今回の取得に至ったという。

 「伝統的な日本のテキスタイル産業が衰退する現状は非常に忍びない」と話す文化学園の担当者は、みやしんの工場取得について「未来のファッション業界で活躍する人材を育成する文化学園が出来る一つの機会として、技術の継承と維持、産業の活性化を視野に今回の取得を決めた」とコメント。本格稼働に向けて、今後「徐々に体制を整えていきたい」と話している。

■文化学園
 http://www.bunka.ac.jp/