日本の上もちょくちょく通ってるみたいです...。

北朝鮮がミサイルを発射して数日経過しましたが、米国当局によれば、「制御不能になっている」ように見えるそうです。これは悪いニュースです。

北米航空宇宙防衛司令部が北朝鮮のミサイル発射を検知したのは、米国東部標準時で11日午後7時49分でした。ロケットは日本の上空を通過して、軌道に進入しました。ロケットの1段目が黄海に、2段目がフィリピン海に落下したすぐ後に、米国など宇宙をトラッキング可能なほとんどの国は、この衛星打ち上げの成功を確認しました。何が載ってるのかはわかりませんが、とにかく軌道には乗ったんです。北朝鮮からの発表によれば、それは「極軌道の気象衛星」で、地球の子午線に沿って進みます。

ただ問題は、どこに行ってしまうかわからないってことです。NBCニュースによれば、米国当局はその「宇宙の物体」は完全には制御できていないように見えると発表しています。その根拠は、北朝鮮の管制センターから衛星に向けて「無線信号を発信している形跡が見られない」ということのようです。

 


 

これがどうしてまずいのか


はっきりしているのは、他の衛星に衝突する可能性です。

衛星同士が初めて衝突したのは2009年でした。1997年に打ち上げられた重量1235ポンド(約560kg)のイリジウム通信衛星が、1993年の打ち上げで活動停止していたロシアの衛星に衝突したのです。当時、NASAはそれはロシアに非があるとしていました。

その衝突では、まだ運用中だったイリジウムの衛星が破壊されただけでなく、数百個と言われるデブリ(岩せつ)が発生しました。宇宙空間にはすでに大量のデブリがあるとはいえ、それらが新たに生まれることは他の衛星や宇宙船にとって障害になりえます。デブリはある程度監視もできますが、衝突事故では監視しきれないほど小さな破片も大量に発生します。


別の見方をすると


もうひとつまずいのは、上記のような問題があるとはいえ、北朝鮮の衛星が軌道には乗ったということです。「衛星」の目的が何なのかいまだに誰もわかっていませんが、他国はみんな大陸間弾道ミサイルのテストだったと思っています。つまりアメリカにも届くようなミサイルを着々とテストして、一部成功してしまったんです。

でも、北朝鮮が衛星を正確に制御できていない(らしい)ことは、良いニュースでもあります。というのは、それが北朝鮮には長距離兵器を設計・制御する能力がないことを示唆するからです。弾道ミサイルを宇宙に放り込むだけでは、たとえばロサンゼルスに核弾頭を打ち込む、といったことはできません。それには高精度なガイドシステムが必要ですが、北朝鮮にはまだその技術がないようです。


衛星が今どこにいるかわかる?


こちらのサイトで、リアルタイムで確認できます。


NBC NewsCNNN2YO.com

miho(Jesus Diaz、Sam Biddle 原文1原文2