日本はなぜ遅れてる? 世界の英語教育事情を日本在住の外国人に聞いてみた

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中学校から勉強しているのに、なかなか話せる段階までいかない日本の英語教育。

外国ではどうなのでしょうか。

それぞれの母国でどれくらいの割合の人が英語を話せるか、また、どんな教育をしているのかを、日本に住む外国人20人に聞いてみました。

■50%が話せる。

教科書がほとんど全部英語で書いてある(インド/女性/30代後半)インドでは小学校から英語教育が始まります。

テレビも英語のチャンネルがあるなど、身近なもののようです。

エリアによって17もの言語がある国なので、外国に行く時だけでなく、別の地域の人と話すためにも勉強しておく価値があるとか。

■約30%が話せます。

私立では幼稚園から英語で教育されます(エジプト/男性/40代後半)エジプトでは通常、日本と同じく中学校あたりから英語教育が始まりますが、私立では幼稚園から高校までの授業は原則として英語とフランス語のみだそうです。

公用語のアラビア語も含めたら、3カ国語も理解できるようになるなんてすごいですね。

■都会では25%くらいだと思う。

小学校から英語教育、授業中は英語オンリー(中国/男性/20代後半)日本の大学でも英語で授業をするところが増えてきました。

中国では小学校からなのですね。

ところが面白いことに、30年ほど前の中国では外国語といえばロシア語だったそうです。

今の時代は、どこの国も英語に向いています。

■現時点で86%。

母国語(オランダ語)は英語とドイツ語の中間のような言語なので有利。

英語は必須言語のため、優秀な先生や学校が多い(オランダ/男性/30代前半)オランダでは2012年から、英語学習の開始年齢が7歳から5歳に引き下げられました。

脳細胞が一番多くて活発なうちに始めよう! という政策だそうです。

■100%に近い。

学校に通えば話せるようになります(スウェーデン/女性/40代前半)オランダと並んで英語力が高いといわれているスウェーデン。

本格的な英語教育は早くても小学校3年生からですが、テレビや音楽などで日常的に英語に触れているといいます。

スウェーデン人同士でも、英語で話すこともあるそうですよ。

■日常会話なら若い人はほぼ全員話せると思いますが、中年以上の人はあまり話せません。

普通は中学校に入ってから週2回勉強します(ロシア/女性/20代後半)■割合では分からないが、40代以下はほとんど話せる。

小学校の1年生か3年生から学ぶ(フィンランド/女性/50代前半)■若い人は英語が話せますが、40歳以上の人は話せない事が多いです。

学校での英語レッスンもあるし、学校の後に英語の教室に行く事もあります(アルゼンチン/男性/20代後半)ロシア、フィンランド、アルゼンチンの方はそれぞれ全く違う国にも関わらず、似た回答ですね。

ここ数十年の間に世界中が英語教育に熱心になってきているということでしょうか。

■「話せる」と「理解できる」を混合するフランス人が多いですが、7〜8割は英語が少し理解できると思います。

一応学校では学びますが、基本的にあまり英語を話そうとしないのがフランス人です(フランス/女性/20代後半)これはよく耳にする話ですね。

「国際社会なんだから、英語が話せるようにならなきゃ!」なんて焦りなど、みじんも感じられません。

「私はこれでいい」という自信が逆に新鮮な気がします。

とはいえ、やはり英語が話せると世界が広がりますよね。

外国人から、日本人は恥ずかしがりすぎ!という声をよく聞きます。

他国のように学校で勉強している間に話せるようにならなくても、習った文法や単語は頭の中にためておいて損はないはず。

基礎はあるのですから、自信を持っていきたいものです。