12月8日(土)丸の内ピカデリー他 全国ロードショー

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年末に向けて、仕事もピークを迎えるこの時期、「なかなかモチベーションが上がらない……」なんて方も少なくないかも。

そんな中、彼や友人、気になる人が落ち込んでいたり、何となく悶々としていたら、自分のダラダラはさておき元気づけてあげたいと思ったり。そんな時、私が時々するコトはラストにほんわかorスカッと希望のもてる映画をオススメすること。見終わった友人が後から「元気が出た! ありがとう」なんて言ってくれると嬉しいもの。

今回は、誰かにススメてあげたくなるような、奇跡を信じてみたくなる映画『砂漠でサーモン・フィッシング』(現在公開中)をご紹介したい。

ストーリー


主人公の水産学者、ジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)は海洋生物の研究で常に頭がいっぱい。身なりも構わず、一応妻はいるものの、彼女は自身のキャリアに夢中で夫は二の次。

そんな何だかパッとしない毎日を送っていたある日、ジョーンズ博士は突然とんでもないプロジェクトの依頼を受ける。それは“砂漠の国イエメンで鮭釣りをする為、イエメンに鮭を泳がせる”という、笑っちゃうほどありえない計画。しかし、それがイギリス国家規模の一大プロジェクトというのだから断る訳にはいかない。彼は依頼者イエメンの大富豪の代理人ハリエット(エミリー・ブラント)と共に、このプロジェクトに挑戦することに!?

話題の原作、注目の監督&脚本家


本作は、本国イギリスで一大ブームを巻き起こした原作『イエメンで鮭釣りを』の映画化。ちょっぴりダサくてサエない男が、絶対無理!且つ壮大なプロジェクトとハリエットとの出会いを通じて、自分の人生とも向き合い、輝き始める様をユーモアや社会風刺たっぷりに描いている。本作をさらに魅力的な脚本に仕上げたのは、『スラムドッグ$ミリオネア』のサイモン・ビューフォイ。そして監督は、人々の心を温かく包む作品に長けた『ギルバート・グレイプ』『ショコラ』のラッセ・ハルストレム監督。この2人がタッグを組んで素敵な作品にならない訳がない。

不器用な水産学者、ジョーンズ博士にはアノ人


主人公のジョーンズ博士に抜擢されたのは、『スター・ウォーズ』シリーズのオビ・ワン=ケノービ役でも有名のユアン・マクレガー。(他にも代表作は『トレイン・スポッティング』『ムーラン・ルージュ』『ビッグ・フィッシュ』等々)

ヒロイン、ハリエットには『プラダを着た悪魔』『ヴィクトリア女王 世紀の愛』のエミリー・ブラント。(来年1月公開の『Looper』ではブルース・ウィリス&ジョセフ・ゴードン=レビットと共演。) 彼女の着こなすセクシーなスーツ姿やラフな時の素敵なカジュアルファッションもぜひ注目を。ジョーンズ博士とハリエットとの恋も気になるところで、大人のほろ苦い恋愛模様も見逃せない。

さいごに


物語は主にロンドン・スコットランド高地・イエメンのワジ3箇所で進んでいく。イエメンは撮影不可能だった為、実際の撮影場所はモロッコだったそう。美しい自然や景色もたっぷり楽しめる本作、少し落ち込んでいたり、お疲れ気味の時に観ると、センスの良いユーモアに笑ってしまいながら色々なセリフが心にしみて、最後には、もうちょっと頑張ってみようかな、なんて気持ちにさせられる。

冒頭でも書いたが、もし身近に何だか気分がサエない友人や恋人がいたらオススメしたくなる作品。もちろん一緒に観に行って帰りに美味しいサーモン料理を頂いてみると、何だか素敵な1日になりそう。
(mic)

『砂漠でサーモン・フィッシング』
監督 ラッセ・ハルストレム

出演 ユアン・マクレガー、エミリー・ブラント、クリスティン・スコット・トーマス、アムール・ワケド

配給:ギャガ