Twitterが12月11日公開したスマホ向けの写真フィルター機能

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Twitter(ツイッター)もInstagram(インスタグラム)も、ともに一歩も引かない構えだ。ツイッターは2012年12月11日、写真の色調などを編集して投稿できる「フィルター」機能をスマートフォン向けにリリースした。

こうした画像編集機能は、これまでインスタグラムの専売特許だった。ツイッターとインスタグラムは長らく「共存共栄」の関係にあったものの、最近に入って両者の関係変化が相次いで報じられており、今回の新機能導入はツイッター側による対抗措置と見られる。

Facebookが4月に買収

インスタグラムは2010年にスマートフォン向けの写真撮影アプリとして誕生した。フィルター加工によって簡単に写真をレトロ・アート風にアレンジしてアップロードできるのが売りで、ツイッターが当時画像投稿に対応していなかったこともあり、両者は「相乗り」する形で発展を続けてきた。

しかしインスタグラムが独立したSNSとして成長する中で関係性は変化する。2012年4月にFacebook(フェイスブック)がインスタグラムを買収したことも、緊張に拍車をかけた。そして12月5日、インスタグラム側がツイッターとの連携停止に動き始めたことが明らかにされ、9日にはツイッターの画面上ではインスタグラムで公開された写真を見ることができなくなっていた。

今回ツイッターでは画像編集アプリ「Aviary」と提携し、8種類のフィルターを公開した。モノクロやレトロ風など、「インスタグラム風」のものが多く、脱インスタグラムのための機能であることが伺える。

Instagramもアプリ機能強化で勝負

もちろんインスタグラムも負けてはいない。同じ11日、インスタグラムはiOS向けにアプリのアップデートを発表した。独自の「シャッターボタン」導入などカメラ性能の向上や新フィルターの追加、「ティルト・シフト」機能の改良などで、インスタグラムという「場」へのユーザー呼び込みを図る。

海外メディアでは「Photo Wars(写真戦争)」とも評される両者の競争は、なおも続きそうだ。