「貯まる財布」になっていますか?【イラスト/斎藤ひろこ】

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 毎年、年内に使い古したものを買い換え、すがすがしい気持ちで新年を迎えたいという人も多いのではないでしょうか。財布も、年初めに新調したいものの一つではないかと思います。財布は、節約や貯蓄を考える上でカギとなるアイテム。財布を見れば、持ち主のお金の使い方や、性格の一端までもが垣間見えます。今、お金の貯まらないダメ財布を使っている人は、年内にリセットし、財布を新調、もしくは改造するのもおすすめです。今回は、そんな「貯まる財布」をテーマにお話ししていきましょう。

中身がパンパンの”ブタ財布”だと、いつまでたってもお金が貯まらない

 風水によると、財布は「金運」を左右する重要なアイテムだそうです。実際、財布の使い方次第でお金が貯まったり、貯まらなかったりもするので、風水ならずとも、財布の見直しは重要といえるでしょう。

 真っ先に見直していただきたいのは、財布がレシートやポイントカードなどで膨れ上がり、パンパンになっている人です。中身がギュウギュウに詰まってずんぐりした財布のことを、私は「ブタ財布」と呼んでいるのですが、"ブタ財布の人はお金が貯まらない"というのが私の中での鉄則です。

 実際、家計相談に来た方のお財布がちらりと見えることがありますが、お金の問題児さんの財布は、丸々太っていることが多いもの。

 本人にとってはそれなりに秩序があるのかもしれませんが、札入れがレシートだらけだと自然に手元の残金が見えにくくなり、ムダにATMに行く回数が増えるかもしれません。また、いかにおトクなポイントを貯めていても、中身がいっぱいではポイントカードを見つけられず、途中で挫折する危険性も出てきます。

 このように、ブタ財布にはあらゆるムダを助長する罠がたくさん潜んでいるのです。体と同じく、財布もスリムなほうが快適といえるでしょう。

 少し話はそれますが、以前収納とか片づけに詳しい人と話をしていたとき、家がゴミ屋敷並みに汚い人は、冷蔵庫の中も汚いし、カバンの中も、財布の中も汚いのだ……という話を聞いたことがあります。それはたしかにそうなのでしょう。家がゴミ屋敷なのに、冷蔵庫の中だけキレイだったり、財布の中身だけ整頓されていたりするというのは考えづらいことですから。

 でも、片づけ始めるときに、家全体からではなく、財布や冷蔵庫、カバンといった狭い場所から徐々に片づけていくと、これまで片づけ下手だった人がうまく片づけられるようになることが多いのだそうです。

 これと同じことが、お金の管理についてもいえる気がします。財布の中身というのは、その人の持つお金全体の末端部分かもしれません。でも、この末端部分を整理したり、使い方を考え直したりするだけで、お金の管理が意外とスムーズに行くことはよくあります。

 ブタ財布は、いってみればずさんなお金管理の象徴。意識改革をする始めの一歩として、財布の整理をしてみることは理にかなっているでしょう。

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