フランス流通大手PPRが、中国のジュエリーブランド「Qeelin(キーリン)」の買収を12月10日付けで発表した。既に過半数の株式を取得しているが、買収額は非公開。

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 「GUCCI(グッチ)」や「PUMA(プーマ)」などを擁するPPRは今回の買収により、「Qeelin」の中国本土および香港への新規出店を通じて事業拡大を加速させていく方針。「Qeelinは中国内外で大きな成長の可能性をもっている」というPPRのCEOフランソワ・アンリ・ピノーは「(Qeelinと)専門知識などのノウハウを共有し、ブランドを拡大させていく」とコメントを発表。「Qeelin」クリエイティブ・ディレクターのデニス・チャンは「PPRと組むことで我々のユニークなアイデンティティを維持しながら、ブランドの新たな歴史を刻むための手段が与えられた」と前向きな考えを述べている。

 「Qeelin」は、クリエイティブ・ディレクターのデニス・チャンによって1997年に香港で設立されたジュエリーブランド。その後フランスの起業家ギョーム・ブロシャードが経営に加わりパリへ展開を広げ、現在は中国本土に7店舗、香港に4店舗、ヨーロッパに3店舗の合計14店舗を出店している。日本では「RESTIR(リステア)」で取扱いされている。