フィギュアスケートのNRW杯はドイツのドルトムントで10日、女子フリーが行われ、バンクーバー冬季五輪金メダリストのキム・ヨナが129.34点を獲得。前日のショートプログラムでの72.27点との合計で201.61点を記録して優勝した。複数の韓国メディアが報じた。  韓国メディアは、「女王の再臨、キム・ヨナNRW優勝」、「クイーンヨナ、世界選手権にライバルいない」などの見出しで、1年8カ月ぶりに実戦復帰したキム・ヨナについて、浅田真央の前日のグランプリファイナルでのオールシーズン女子シングル最高点の196.80点よりも高い記録で優勝したと伝えた。

 キム・ヨナの得点の内訳は、技術点数(TES)60.82点と芸術点(PCS)69.52点、減点1点など。2位のクセニア・マカロワ(ロシア・159.01点)を押さえバンクーバー五輪以降、初めてのトロフィーを手にした。

 フリーで数回ミスがあったが200点を超え、危機を賢く乗り切る老練と卓越した基本的な実力が引き立つ試合だったとの解説もあった。2010年バンクーバー冬季オリンピック以来、2年10カ月ぶりに通算4回目となる200点台の記録を達成したが、これは20カ月間の空白を無色にする成績であり、「女王の復帰」を宣言したと紹介した。

 韓国メディアは、今まで浅田真央、安藤美姫、ジョアニー・ロシェットなどが総合200点を超えたことがあるが、4回も200点台の点数を記録した選手はキム・ヨナだけだと強調した。

 一方、「キム・ヨナ、世界選手権に先立ち浅田と対戦するのはどの大会?」として、ライバルの浅田真央との対決も世界フィギュア界では話題に上がっていると伝えたメディアもあった。

 今回の優勝で、キム・ヨナは世界選手権大会への出場権を獲得し、浅田と勝負を繰り広げることが決まった。来年3月の世界選手権に先立ち、来年2月に大阪で開かれる4大陸選手権で対戦する可能性がある。キム・ヨナと浅田とのライバル対決が実現すれば、世界選手権に劣らない関心を呼び起こすと考えられる。(編集担当:李信恵・山口幸治)


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キム・ヨナ/写真ギャラリー (NRW杯の演技)