ジャンボ宝くじ高速道路SA売り場で当たり連発の理由



「じつは’09年元旦に大きな雷がSA近くに落ちて停電する騒ぎになったんです。正月早々の落雷に、なにかいいことがあるお告げではと売り場で話していたら、年末に3億円。今年はサマー発売の直前にまた近くで大きな落雷が。そしたら5億円。雷がここに億を運んでくるようです」(石川県『尼御前近鉄レストラン』林洋介支配人)


高速道路のサービスエリアの売り場では、‘10年2本、’11年1本と、「億」がポツポツ出ていた。ところが今年はすでに5本、総額21億円超。まさにSAの大当たり年だ。前出の「落雷」の他にも、絶好調の理由はあるのだろうか?


「今年はSAが強い干支なんですよ」と語るのは、宝くじに詳しい風水建築家の山下剛さん。


「例年、SAから出る『億』は1〜2本。ところが、’03年に6本、’07年に4本と、集中して大当たりが出ています。風水の陰陽五行でみると、’03年は『癸未』、’07年は『丁亥』、今年は『壬辰』です。癸未と壬辰はともに”水と土”を表し、大地を流れるものにパワーが宿ることを示します。風水では高速道路は人が造った大地を流れる気の川、つまり土と水。SAはその運気が集中する場所ですから、’03年と今年に『億』がきた。また’07年の亥も”水”を表すので、そこそこの当たり年だったのです」


しかも今年の干支・辰は、「高速SAでも近くに霊山があったり、風光明媚な場所がとくに強いはず」と山下さんは指摘する。たしかに今回の『億』売り場は、富士山の周辺や近くに強力なパワースポットがあるところばかり。辰年の年末ジャンボは、そんな売り場が狙い目かも。