ゲートボールってどんなスポーツか知っていますか




ゲートボールというと老後にやるスポーツなんてイメージがあるかもしれません。でも実はゲートボールって面白いんですよ。知らない人が多いと思いますので、どんなスポーツなのかをご紹介します。



■赤白2組に分かれて戦う時間制です!



ゲートボールのコートは17メートル×22メートル。その中に第1ゲート、第2ゲート、第3ゲートがあります。打者は、きづちの親玉みたいなスティックを使って自分のボールをスタート地点から打って進め、第1ゲートから第2ゲート、第3ゲートとくぐらせ、最後にゴールポールという棒に当てます。



当てたら「あがり」です。あがったプレーヤーはそれ以降ゲームに戻ることはできません。



1チーム5人で、赤白2チームに分かれて、計10名で戦うチーム戦です。じゃんけんなどで、先攻、後攻を決めます。先攻になったら赤チームです。赤、白、赤、白……と各チーム交互に自分のボールを打っていきます。1番打者赤、2番打者白、3番打者赤という具合です。





面白いのは制限時間があることです。1ゲーム30分。この間にチーム全員があがったらそのチームの勝ちなのですが、ほぼそういうことはありません。その場合には時間制限までに各チームが獲得した点数の大小で勝ち負けを決めます。



点数はゲートをくぐることで獲得できます。



ゲートをくぐると1点がもらえます。ただしゲートは順番にくぐらないといけません。1番ゲートをくぐっていないと2番ゲートをくぐれないのです。ですから3番ゲートまでくぐれば3点です。ゴールポールに当てると2点もらえます。



つまり1人が「あがる」と5点なわけです。



ルールはおおまかに言えばこれだけです。コート内に10個のボールが入り乱れて戦うのですが、これが壮絶なチーム戦になるのです。



■味方を有利に、敵を放り出せ!



とても役に立つ技が「タッチ」です。自分のボールを他のボールに当てると「タッチ」になります(ぶつけた方、ぶつけられた方のボール両方ともコート内に止まってないとダメ)。



「タッチ」に成功するとご褒美として「スパーク打撃」が許可されます。自分のボールを(飛ばないように)強く踏んで、タッチしたボールをその横に置きます。スティックで自分のボールを叩いて、タッチしたボールを好きな方向に飛ばすのです。





このスパーク打撃を使うと試合運びが楽になります。タッチしたのが味方のボールなら、そのボールを有利な位置へ運べますし、敵のボールならあらぬ方向へ打ち出してしまうのです。



例えばコートの外へ放り出してしまえば、そのボールのプレーヤーは自分の順番が来るまで何もできません。自分の順番が来たらコート内へ自分で戻すしかないのです。スパークで自分のボールがコート外へ出されたりすると本当に腹が立ちますよ(笑)!



■頭を使った「足の引っ張り合い」が醍醐味(だいごみ)



ゲーム時間が30分しかないですし、また「あがり」になるとそのプレーヤーがゲームに戻ってこられないというルール上、ゲートボールはどうやって「敵の足を引っ張るか」というゲーム展開になりがちです(笑)。



と言うのは馬鹿正直に「あがり」を目指して、例えば2名があがってしまったりすると、3対5の戦いを強いられ、圧倒的不利になってしまうのです。ですから、時間の経過を読みながら、ゲートをいかにくぐり、相手の邪魔をするかが競われます。





和気あいあいとやっているイメージの強いゲートボールですが、実はチームが一丸となって相手の邪魔をするという、権謀術数渦巻くスポーツなのです。そのため、若者よりも酸いも甘いもかみ分けたお年寄りの方が向いているのかも(笑)。



ただ、若者がやっても面白いことは確かです。経験者である筆者が保証します。どうですか、ゲートボールをやってみませんか?







(高橋モータース@dcp)