値切ってあたりまえの大阪人。
 値切るなんてできない神戸人。
 値札を見もせずに買う京都人。

 「関西人は笑いにうるさい」と、一つにまとめられがちな関西人ですが、代表的な大阪人、神戸人、京都人でも性格や言葉遣いなど、微妙な違いがあるようです。

 そんな関西人の違いをまとめたのが、書籍『関西人のあるある図鑑』。

 例えば「流行」について。京都人は流行ものにはすぐに飛びつかないと紹介されています。「雑誌で紹介された洋服は、大阪ではあっという間に売れてしまうのに、京都では、いつまでも売れ残っている。『人と同じものは嫌、雑誌に載ったものを着るのははずかしい』という京都人気質がある」そうです。行列のできるドーナツ店も、京都ではさほど大騒ぎになっていないとか。

 逆に、新しいものにすぐ興味をもち、とりあえず一度は試そうとする好奇心とチャレンジ精神を持っているのが大阪人。「ファッションも美容も食べ物も、大阪人は果てしなく流行を追いかける」ようです。大阪では、カフェやレストラン、ショップがよくできては潰れ、潰れてはできと、回転がはやい。大阪人の気質が影響しているのかもしれません。

 また、「神戸ほどおしゃれに気をつかう街は少ないのではないか」と評されているのが神戸人。ただ、大阪との違いは、「ブランドものを体中に着けるのではなくて、神戸人はひそかなおしゃれを楽しんでいる」のです。確かにセーターのど真ん中に虎の模様が入った服は、神戸ではなく大阪で見られる姿。こう言っては大阪の人に失礼かもしれませんが、神戸人はセンスが良いと言えるでしょう。街・店・人と"おしゃれ"が揃うのが神戸なのです。

 「安い」についても地域差があらわれるようです。「これなんぼしたと思う?」大阪人の安もの自慢は今に始まったことではありません。大阪では、おしゃれそうに見えて全身トータルで3000円というのは、自慢話になるのです。大阪人のモットーは「安いものを着たり身に着けたりしても、安く見えないこと」なのです。

 しかし、京都人はまた違った感覚をもっているようです。「安もんは買うたら損する」が京都人のルール。「消耗品など使って捨てるものは、安いものを選ぶが、洋服やバッグ、靴、家具など長く使うものは、慎重に検討して多少高価でもいいものを選ぶ。なぜなら彼らの信条は『長く使えるものは、いいもの』『時代を経る力のあるものがすばらしいもの』だから」なのです。

 どうでしょうか、関西人の微妙な違いが見えてきましたでしょうか。こういった地域別の性格や特徴分析は、必ずしも正解ばかりではありません。そんな時は「『んなアホな』とツッコミを入れ、笑い飛ばしていただければ」と同書では、一言添えられています。




『関西人の「あるある」図鑑』
 著者:関西ルール研究会
 出版社:PHP研究所
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