美人婦警、ポスターで「飲酒運転はダメよ」/新北市

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(新北 7日 中央社)新北市警察局では飲酒運転根絶を呼びかけるため、美人婦警に標語をあしらったマグネットやポスターを作成・配布、市民の啓蒙に一役買っている。

新北市政府、台湾・酒と社会責任促進会は6日、飲酒運転撲滅への取り組みの一環として、交通警察大隊の婦人警官、張恵慈さんを「運転代行」キャンペーンの代表に選んだ。張さんはイベント司会の経験も豊富で歌やダンスも得意だ。

新北市警察局では普段から各種イベントで婦人警官に活躍してもらっているが、今回は各分局や大隊の中から容姿端麗な20名の婦人警官を選び、飲酒運転根絶キャンペーンのイメージキャラクターに採用。同警察局の広報では、必ずしも今までのように堅苦しい方法や悲惨な光景で訴える必要はないと考えているという。

今回作成されたマグネットは7種類。ポーズを決めた婦警らの写真とともに、中国語で「酒飲んでそれでも運転あの世行き」、「飲んだなら待っていますよ閻魔様」、「運転代行こそ幸福へのキー(鍵)」、「飲酒運転、家族暗転」といった標語が添えられている。

一方、ポスターに出ている3人は、新荘分局の李心晏さん(左)、淡水分局の張[王韋]さん(中)、汐止分局のカン之吟(右)さん。キュートで魅力的な3人のポスターは飲食業関係者からも引っ張りだこだ。

しかし、彼女たちの自慢は美貌ではなく、プロの警察官としての自負だ。李心晏さんは警政署テコンドー大会のチャンピオン、張[王韋]さんは強盗を追いかけて怪我を負いながらも捕まえて取り押さえたことがある。

(カン=門がまえに敢)

写真提供=新北市警察局