サイバー攻撃悪質化。ネットの安全に、頼れるホワイトハッカーといえば「ラック」!
年末相場の盛り上がりを期待してはいるが、新しい材料に欠け、一進一退の株式市場。全体的に下落しているので、配当の高さが際立つくらいで、その…楽しくない(?)。じっくり銘柄選びぐらい、楽しみましょうか!


パソコンの遠隔操作ウイルスや中国からのサイト書き換え攻撃など、今年はネットワークを通じたサイバー犯罪が一段と悪質化した。言い換えれば、個人や一般企業による対策は限界をすでに超えており、プロの手を借りなければネット接続時の安全を確保できない時代に入ったのだ。

サイバー攻撃対策では、ラックが規模でも技術力でも他社を何歩もリードしている。「ホワイトハッカー」と呼ばれる高度技術者を約300人も抱え、24時間365日体制で顧客企業の?緊急出動〞要請に応えるサイバー救急センターを運営。システム復旧や侵入経路の調査に実力を発揮している。今後、官公庁や大企業の契約が増えるとみられる。新たなネット犯罪が発覚するたびに、契約が増えていきそうだ。

河合ウオッチャー達憲のそのとき株は動いた!
富士重工業の株価が2倍高コースで騰勢を増している。昨年2月のリーマン・ショック後の戻り高値758円を超えるのは時間の問題といえるレベルに急進中だ。

注目したいのは、同社の過去最高益と最高値との相関値(株価と利益は長期的に見れば相関するケースが多い)。過去最高益(経常利益ベース)は2000年3月期の871億円。この数字を叩き出した期の最高値は1189円。つまり最高益と最高値の時期が完全にマッチしている。現在時点での経常利益予想は2014年3月期の856億円。12期前の最高益をほぼ射程圏に捉える水準に利益が拡大する見通しだ。その利益水準と過去最高値から割り出した理論株価は1169円。現在の700円台の株価は中期的に見ても、まだ割安という試算になる。

足元の業績を見ても、2013年3月期は大幅な利益改善が予想される。売上高22%増・経常利益69%増だ。純利益ベースでは前々期の2011年3月期に過去最高益を更新し、来期は2期ぶりにその数字を更新する予想。主因は米国での「レガシィ」の販売好調が挙げられる。世界販売も72万台と絶好調である。今後は、スバルの新型SUV(スポーツ用多目的車)「インプレッサXV」への期待も高い。今期の米国での拡販と2014年夏までの増産によって、年間79万台体制に。さらなる利益成長にベットしたい!

河合達憲(かわい・たつのり)
カブドットコム証券 チーフストラテジスト

『夕刊フジ』と『ネットマネー』の共同企画、推奨銘柄の上昇力を競う「株-1グランプリ」第1回で、みごと優勝。相場診断力と銘柄選定力は抜群!




この記事は「WEBネットマネー2013年1月号」に掲載されたものです。