年末相場の盛り上がりを期待してはいるが、新しい材料に欠け、一進一退の株式市場。全体的に下落しているので、配当の高さが際立つくらいで、その…楽しくない(?)。じっくり銘柄選びぐらい、楽しみましょうか!


ソフトバンクがイー・アクセスの買収を発表した。株式交換の形で来年2月にイー・アクセスの全株を取得。ソフトバンク株の「20.09倍」、これが交換比率となる。しかし、発表以降のイー・アクセス株は、交換比率で計算した理論値より常に3%程度安く取引されている。この状態では「ソフトバンク売り、イー・アクセス買い」のペアトレード(裁定取引)が有効だ。ディスカウント状態はなぜ埋まらない? これが一部のトレーダーの間で話題になっている。理由として「このペアを組むヘッジファンドやディーラーが少ないのでは?」との見方が浮上。来年2月の株式交換に向けて「ソフトバンク売り、イー・アクセス買い」のポジションを組んでも、期待リターンはディスカウント分の3%程度。見返りが限られる一方で、資金が拘束されるのを嫌うというのだ。運用上の制約が理由とすれば、しがらみのない個人投資家にとっては?高確率で儲かるトレード〞といえる。

この記事は「WEBネットマネー2013年1月号」に掲載されたものです。