plantica / nomadicの伝統×自由な華道!ポーラ ミュージアム アネックスで大型展覧会

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華道といったら、今でも女子憧れのお稽古界。なにせ仏教伝来以来室町中期には成立したともいわれ、約600年もの長い歴史をもつ日本発祥の芸術。流行り廃りとは関係ない日本のココロ!

そんな伝統的な華道だからこそ、いくら憧れといえども難しそうで・・・と、とっつきにくく感じている女子も多いはず。でも、「自由」でありたいと2007年に華道家/フラワーアーティストの木村貴史を中心に結成されたplantica / nomadicが、ポーラ ミュージアム アネックスにて大型初個展を開催中! 「お花の鑑賞なんて知識もないし、場違いなのでは・・・」なんて心配は無用! そもそも華道は「植物にまつわるあらゆる事象を用いて、生命観に溢れた芸術を生み出して行く行為だったのではないか?」というplanticaが、伝統を踏まえた上でチャレンジしたいという、ある種生け花という芸術への新たな挑戦だから、今までの生け花鑑賞の“お作法”がないから楽しめちゃうハズ!?

というわけで、広報担当者さんにこちらの個展について聞いてきました!

「華道というと難しいイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、お花の可憐さや力強さと、伝統と現代のバランス、そしてアートという無限の可能性を秘めた空間での表現を感じていただければと思います」

plantica / nomadicはファッション・メゾンのレセプションパーティやテレビ番組やCM・広告の空間演出やビジュアル制作など数多く手掛けていて、従来の生け花の枠にとらわれない活動をしているし、木村貴史本人も2009年のユニクロのCM・広告にも出演したことがあるのでどこかで目にしたことがあるハズ。「植物から芸術を生み出すために、伝統的な華道の流れに『新たなレイヤー重ねたい』のだ」と彼らは言う。自在な芸術は不定形なもの・・・。花を生けることは小さな決断を積み重ねること。切ってしまったら後戻り出来ない即興性。そして空間を植物で支配する生け花は、ダイナミックなインスタレーションアートといえるよね♪

難しく考えず、その場で感じたことを表現するっていうことで、いいってことなのかも。“古くて新しい”アートを体験しに彼とおでかけしてみてはいかが?