『本当に正しいネット恋活術』代田弘/三和出版
ネット恋活ってなんぞ!? 『本当に正しいネット恋活術』は本当に正しいのか? 実際読んでみると、男女とか関係なくネットでのコミュニケーションマナー中心に書かれた、今らしい本になっています。

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こんにちは!
エキレビのロリコン担当たまごまごです!

……なんですが、今回買ってきたのは『本当に正しいネット恋活術』という本です。
なんで買ったの? ひょっとしてネットで女性と付き合いたいの?
ごめん、そこまで甲斐性ないんだぼく。ロリコンだし。イエスロリータノータッチだし。
ぶっちゃけるとイラストの女の子がかわいいから買いました。
本気だったら結婚している友人にアドバイス受けるとかするよ!

にしても、ネット恋活(こいかつ)とな。
冷静に考えてみたら、ネットで出会って結婚した人も多いからなかなかばかにできません。
「本当に正しい」ってくらいだから、どのくらい正しいのか実際に読んで確かめてみることにしました。
一応この本は男性向け、女性と出会うための本のようです。
そもそもこの本を読んでネットで恋愛したいと考えている男子は、受け入れられるの?

結論からいうと、この本は「絶対やってはいけない」最低限のネットマナーについて書いた本でした。
ああ、なるほど。「こうすればうまくいく」というハウトゥーではないのね!
あと、「出会い系」目的と、「友達になりたい」目的と「婚活サイト」ではっきりわけています。
ここは確かに大事ですね。常日頃からあまりにも下心満載だと怖いもん。

この本で、これは男女とか関係なく使えるなあと思ったのは「ネットのコミュニケーションで失敗する10のポイント」という部分。
たとえば「自他の区別をつけないと失敗します」という項目。
ネットは直接会うわけじゃないです。文字のみのコミュニケーションだから、ついつい趣味のあう仲間だと気を許してしまいますが、冷静に考えたらネットの向こうにいるのは赤の他人。
自分が当たり前と思っていることを相手も考えている、と考えてしまうのは危険、というわけです。
なるほどなー。簡単にブロックもできるもんなー。先に一言いわないと誤解すぐに招きますね。
また「自分の思い込みを正当化すると失敗します」という項目では、ネット上で意見が咬み合わなかった時や、誤解が生じた時、「すぐに反論しない」ように、と書いています。この項目にいたっては、男女関係どころか、男同士のトラブルについてまで書いてます。
また、記録が残るため「口が軽いと失敗します」、メールなどだと連絡がこないと心配になるけど「不安心理に負けて冷静さを失うと失敗します」、簡単にしつこくできてしまうため「断られた時に文句をいうと失敗を拡大します」などなど。
アイタタ、そ、それはなんか、経験あるわ。男女じゃないけど。
恋愛でもそうですが、そういう性別関係なく「ネットだからこそ気遣わないといけない点」はかなりしっかり押さえられています。
具体例が乗っているのがなんかいいですね。ほほえましくて。

章立ては「事前準備」「女性と付き合うきっかけを作る」「実際に会う」「関係を続ける」と分かれています
「事前準備」で笑ったのが、「できればあったほうがよいもの」の項目に自宅が入っていたことです。
わはは。でも確かにネットで本音で話すときに、家族共用のパソコンやルームシェアだと恥ずかしいですわな。
コミュニケーションの際は、スマホやタブレットではなく、きちんとしたパソコンの方がイライラや誤字脱字が減る、というのは納得。
スマホであわてて打ってる文章も受け取るとほほえましくてなんかいいですが、自分から出す場合は気をつけたいですしね。

「女性と付き合うきっかけを作る」の項目では、ハンドルネームやID、個人情報、趣味、顔写真などについて、「やってはいけない」ことが載っています。
痛いIDやネタIDは避けよう、というのはわかりますが、ハンドルネームは「由来が説明できる」ものが無難というのはちょっと面白い。
ちなみに「たまごまご」というペンネームはネトゲで使っていたからです。
……由来が説明できていないダメな例ですね。

「出会い系サイト」でのやりとりについても割りと赤裸々に書かれています。
サクラの多さとか。まあそうですよね。
また、出会い系サイトでも、やはりきちんとしたマナーはあることも。
「自分がもらっていやなメールは、相手もいやがる」という、当たり前なんだけどついつい失敗しそうなことも書かれています。

あとネットならではなのは、「オンライン」と「オフライン」の違いでしょうか。
「オフラインでの交際」ってすっごい違和感ある単語なんですが。
そうなんです、オフラインです。
面白かったのがオフラインでの「見切りタイミング」について。
「女性が再び会いたがらなかった場合、基本的にはそれでおしまいです。あきらめて別の女性を探しましょう」
だよねー。当たり前なのだけど、このへんオンライン・オフラインがあると混同してしまいそうだー。

相手がネカマの場合もあります。
だからこそ「性別を詮索したり、男女の違いにこだわると失敗します」とも書かれています。
ネカマだから失敗するんじゃなくて、ネカマかどうか、女性かどうか詮索する人は距離を置かれますよ、という話のようです。
確かに性別云々じゃなくて、趣味や日常の話をしたいわけですしね。

その他、ネットの普通のSNS(出会い系じゃないもの)、Twitterなどについても書かれています。
基本的には「これだけはやってはいけない」こと、プラスマナーと言う感じ。
想像していたよりもガツガツしていなくて、むしろいかに控えめにするかが書かれているのは好感がもてました。
一応「恋活」と銘打ってあるので恋愛絡みの話がメインではありますが、ネットってほんとコミュニケーション難しいよなー、というのが体験談こみで書かれた一冊になってます。
ほんと難しいよなー。
多分女性が読んでも、あー難しいよねーというところ多々あるんじゃないかと思います。
あと女性はこれ読んで男性の行動チェックしてみても面白いかもですね。


さて、ぼくはといいますと、この表紙の女の子のかわいさに一目惚れをし、作中のイラストでニヤニヤしていたわけですが。
彼女は最終章の「関係を続ける」の項目で、どこぞの知らない男とベッドインしていました。
ぼくの恋は、終わりを告げました。まる。
……これってネトラレ?



代田 弘 『本当に正しいネット恋活術』

(たまごまご)