2009年7月号で日本版が休刊した男性向けライフスタイル誌「Esquire(エスクァイア)」が、来春を目処にハースト婦人画報社の主力メンズ誌「MEN'S CLUB(メンズクラブ)」のコンテンツとして登場することがわかった。詳細については「現在検討段階」(ハースト婦人画報社 広報担当者)だという。

エスクァイアがメンズクラブのコンテンツにの画像を拡大

 世界初の男性誌と言われる「Esquire」は、大恐慌に見舞われていたアメリカで1933年に誕生。「Esquire 日本版」は1987年に株式会社エスクァイア マガジン ジャパンから登場し、「Esquire」の初の海外版として知られている。「Esquire 日本版」はライフスタイル・マガジンの先駆けとして22年にわたり支持を得てきたが、広告不況の深化などを理由に2009年7月号で休刊。これに伴いエスクァイア マガジン ジャパンも解散したが、一方でインターネットを中心に復刊を望む署名活動などが行われていた。

 今回、ハースト婦人画報社では「MEN'S CLUB」のコンテンツとして「Esquire」を盛り込むことを視野に今後の方針を計画中で、「来春のリニューアルが予定されている同誌のWEBサイト上や、『MEN'S CLUB』誌面での紙としての展開などを検討している」(同社広報担当者)という。同社は昨年の買収劇でアメリカのメディア企業Hearst Corporation(ハーストコーポレーション)の傘下に入り、社名をアシェット婦人画報社からハースト婦人画報社に変更。親会社のビジネス力を活かしてより幅広い領域に事業を拡大しており、売上げが好調な「MEN'S CLUB」をハブとして、「Esquire」が発信するライフスタイル提案型の世界観を読者に訴求するという。