熊本県の冬のボーナス、4割「減りそう」--支給月数は4割が”1.5カ月分以下”

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地方経済総合研究所はこのほど、「2012 冬のボーナス調査」の結果を発表した。

同調査は、11月1日〜6日の期間にインターネット上で行われ、熊本県内在住のボーナスがある人(世帯)402人から有効回答を得た。

まず、今年の冬のボーナス増減予想を調べたところ、2011年と比べて「減りそう」と答えた割合は前年より5.1ポイント増えて40.0%、「ほぼ同じ」は同3.6ポイント減の51.2%。

これに対して、「増えそう」は同1.5ポイント減の8.7%にとどまった。

支給月数の予想については、「1.5カ月分超〜2カ月分以下」が最も多く29.4%。

次いで、「1カ月分超〜1.5カ月分以下」が20.4%、「1カ月分以下」が20.1%、「2カ月分超〜2.5カ月分以下」が14.7%となり、約4割が「1.5カ月分以下」と予想したことがわかった。

勤務先別の支給月数予想を見ると、「公務員・独法」では「2カ月分超〜2.5カ月分以下」が21.3%と前年より10.1ポイント減少。

これは、東日本大震災の復興財源捻出のため、国家公務員の給与を今年4月から2年間平均7.8%削減する臨時特例法が影響していると見られる。

ボーナスの使い道を尋ねたところ、トップは「貯蓄・資産運用」で60.7%(前年64.4%)。

以下、「買い物」が38.6%(同38.0%)、「生活費補填」が38.1%(同31.3%)、「ローン・借金の返済」が33.8%(同35.8%)、「子どもの教育費」が21.6%(同19.2%)と続いた。

一方、減少傾向が一番強かったのは「国内旅行」で前年比3.8ポイント減の8.2%となった。

ボーナスの使い道として「貯蓄・資産運用」を選んだ人に対して、具体的に選ぶ商品を聞いてみると、圧倒的に多かったのは「預貯金」で98.0%。

同研究所は「超低金利ではあるが、長引く景気の低迷から、リスクを避け、安全性を重視する傾向がますます強くなっているものと思われる」と分析している。

次に、「買い物」を選んだ人に何を買う予定か質問したところ、「洋服」が47.1%で最多。

次いで、「靴・バッグ」が25.2%、「食材・おせち料理」が16.8%、「家具・インテリア用品」が12.3%、「時計・アクセサリー」が9.7%、「パソコン」が8.4%となった。

このほか、「スマートフォン」は3.9%で10番目、「タブレット端末」は3.2%で11番目だった。

年代別に見ると、「洋服」と「靴・バッグ」はどの年代でも高くなっているが、特に20代では「洋服」が58.8%、「靴・バッグ」が32.4%と最も高い。

30代では「学用品」(7.7%)が、40代では「食材・おせち料理」(28.2%)が、50代では「パソコン」(13.3%)が、それぞれ他の年代よりも高くなっていた。