毎年恒例となった音楽の祭典「FNS歌謡祭」が今年も開催される。テレビ『新堂本兄弟』ではKinKi KidsやAKB48の高橋みなみらが、その独特な会場の雰囲気について語った。

「2012 FNS歌謡祭」が本日12月5日に放送される。今年も80組を超えるアーティストの出演が発表されており、ももいろクローバーZの初出場や華原朋美が復帰を果たすことが話題となっている。

12月2日に放送された『新堂本兄弟』では、ゲストに小倉智昭を迎えてレギュラー陣とこれまでの「FNS歌謡祭」の裏話を披露した。

同歌謡祭では出演するアーティストや芸能界の関係者が、観客席の円卓からステージを楽しむのが特徴のひとつとなっている。小倉智昭も毎回出席しており、「FNS歌謡祭は一番楽しい仕事だ」と普段とは違った緊張を見せる歌手たちを観察するのがおもしろいと話していた。

堂本光一は「円卓が困る」と観客席で過ごす時間が苦手だと明かす。「普段は話さないアーティストと同じ席になるので、何を話していいのか分からない」というのだ。一方で高橋みなみは「AKBはメンバーで同じ円卓に座るのでその点は助かります」と話しており、環境も様々だ。しかし彼女は、「ステージに立てば地獄ですね」と先輩アーティストを前にパフォーマンスする重圧を感じていた。

KinKi Kidsの2人は、その円卓をものともしないのがTOKIOだと話す。「TOKIOは自由過ぎる」、「長瀬が目立つ」と観客席からはやし立てて楽しむ彼らに呆れながらも、「あれが盛り上がってホッとする」と評価していた。TOKIOが毎年、会場の空気を盛り上げているのは誰もが認めるところだろう。

円卓にはコンパニオンの女性が座っていることもあるが、小倉智昭は「TOKIOは毎年『指名できないの?』って言ってるよ」と証言する。彼らは根っから歌謡祭を楽しんでいるのだ。

だが、同じジャニーズでもいろいろだ。堂本剛は「中居くんは突然立ち上がって見つめているし」と過去の経験を語った。KinKi Kidsの出番になると、観客席でSMAPの中居正広が立ったまま見つめていたので緊張したという。

「FNS歌謡祭」の大物歌手といえば和田アキ子だが、サックスで彼女と共演したことがある武田真治は「どうしよう、武田のサックスのせいで失敗したらどうしよう」と言われて、そのプレッシャーを乗り越えるのに苦労したそうだ。その時に共演したギタリストの押尾コータローも、「『武田、後ろにいってもらっていい』と言われていた。しまいには『吹くな』っていわれそうな勢いだった」と証言している。本番で武田は、実際に少し後ろに下がってサックスを吹いたのだった。

槇原敬之は「円卓ではウーロン茶ばっかり出る。歌う者としてはきついので甘味があるものが欲しい」と飲み物に注文をつける。彼や西川貴教は「ソロなので孤独を感じる」と話しており、剛も「堂本兄弟メンバー用のテーブルにして欲しい」と希望していた。

テレビで見るとステージのパフォーマンスが主となるが、現場ではアーティストたちも周囲を気遣いながらあの数時間を過ごしているのだ。今夜7時から始まる「2012 FNS歌謡祭」では、時々映る円卓の様子にも注目しておきたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)