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 プロボクシング前WBA&WBC世界ミニマム級統一王者で、WBA世界ライトフライ級2位・井岡一翔(23=井岡)が、12月31日に大阪・ボディメーカーコロシアム(旧大阪府立体育会館)で同級王座決定戦に臨むことが決まった。対戦相手は、前同級暫定王者で同級5位のホセ・ロドリゲス(23=メキシコ)。

 また、同日、井岡が返上したWBA世界ミニマム級王座の決定戦に、高校時代の同級生でジムの同僚である同級2位・宮崎亮(24=井岡)が出場。元同級王者のポンサワン・ポープラムック(34=タイ)と同王座をめぐって激突する。

 さらに、元K-1ヘビー級王者で東洋太平洋ヘビー級2位の藤本京太郎(26=角海老宝石)は、同級1位のソロモン・ハウモノ(37=豪州)と王座決定戦で対戦する。京太郎が王座を奪取すれば、東洋太平洋のヘビー級ではアジア人初の快挙となる。

 TBSは大みそかに、NHK「紅白歌合戦」の裏で、「大晦日スポーツ祭り」(仮題)を放送するが、その番組枠内で井岡、宮崎のダブル世界戦を中継することを決めた。

 昨年の大みそか、TBSはスポーツバラエティー「ビートたけしの勝手にスポーツ国民栄誉SHOW2011豪華アスリート総登場5時間半生放送SP」(午後6時〜11時39分)を、「紅白」の裏で放送。午後7時30分から、WBC世界ミニマム級王者・井岡対挑戦者・同級9位=ヨードグン・トーチャルンチャイ(タイ)の一戦を組み込んだ。

 ところが、井岡の試合と「紅白」のAKB48、芦田愛菜&鈴木福の出演時間が同時刻にガチンコでぶつかってしまい、さらには試合自体がわずか1分38秒で終わったため、過去の名場面集をVTRで流すなどしてしのがざるを得なかった。

 結果的には同番組の視聴率(以下すべて、ビデオリサーチ調べ、関東地区)は第1部(午後6時〜7時40分)が6.7%、第2部(午後7時40分〜9時30分)が6.4%、第3部(午後9時30分〜11時)が4.2%と惨たんたるものだった。

 井岡のボクシング中継は、6月20日の八重樫東との世界統一戦で18.2%を記録するなど、常に高視聴率をマークしているが、単独の「ボクシング中継」ではなく、今年もスポーツバラエティー番組の枠内で放送するとあって、不安ものぞく。

 かたや、テレビ東京でも2年連続で「紅白」の裏で、ボクシング中継を放送することが決まっている。昨年は内山高志と細野悟のダブル世界戦(午後9時30分〜11時30分)で、4.2%を記録した。

 今年はさらにトリプル世界戦にスケールアップして、WBA世界スーパーフェザー級王座統一戦 〜正規王者・内山高志対暫定王者=ブライアン・バスケス、WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ〜王者=佐藤洋太対同級5位=赤穂亮、WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ〜王者=テーパリット・ゴーキャットジム対同級10位=河野公平の3試合がオンエアされる。

 両局とも、放送時間は未定ながら同じボクシング中継で、しのぎを削ることになる。TBSの北村公一郎プロデューサーは「テレ東さんの倍(の数字)を」と意気込んでいる。
(落合一郎)