“食”が充実! カラカス生活

海外駐在員ライフ Vol.175

From Venezuela

日本食レストランではベネズエラ風の巻き寿司が味わえる?


■自宅のあるエリア全体が高圧電線に守られている

こんにちは。チャンチートです。今回は、カラカスでの暮らしについてお話しします。

カラカスでの住まいは、集合住宅、つまりマンションです。赴任してきてから、現地スタッフに候補物件をいくつか紹介してもらい、実際に自分で見学してから決めました。自宅から職場までは、十分徒歩で歩ける距離ではありますが、前回お話ししたように非常に治安が悪いこともあり、自動車で通勤しています。

防犯対策は、それだけではありません。オフィスは3つの錠で厳重に戸締りしていますし、窓ガラスも防弾仕様。自宅のマンションがあるエリアは、地域全体が高圧電流の流れるフェンスに囲まれていて部外者の侵入を防いでいる上に、マンションにもガードマンが常駐しています。マンションの駐車場は地下にあり、リモコン式ゲートを開閉して出入りするようになっていることで、車の乗降時に強盗などに襲われるリスクにも備えています。ただ、そうした対策を施していても、やはり常に危険と隣り合わせで緊張を強いられる暮らしであることに変わりはありません。


■充実した食事情には歴史的背景が

平日の昼食は、オフィスから歩いて1〜2分の距離にあるお店で買ってきて、オフィスで食べることが多いですね。中華料理やイタリア料理のテイクアウトが可能なので、例えばイタリア料理なら、主菜3品、パスタ類、ご飯などがそろったコース料理さながらのランチセットが楽しめます。ベネズエラはかつて、裕福な人々がヨーロッパから優秀なシェフを招いて連れてきたという歴史があるそうで、そのせいか、レストランのレベルが高く、どのレストランに入っても、日本人の口に合うきちんとした料理が出てきます。日本食レストランも比較的多いのですが、そこで出てくる“寿司”は、巻き寿司に天ぷらの衣をつけて揚げたものだったりして、かなりベネズエラ風のアレンジが施されていますね。

日本の食材も、“中国市場”で手に入ります。調味料などが入手できるので、自宅でも和食が味わえたりして、外食・自炊ともに食生活は非常に充実しています。

休日には、日本人駐在員仲間で集まってチームを作り、サッカーを楽しんだりしています。また、日本からだと50万円くらいはかかってしまう南米諸国への旅行が、ここではとても手軽に楽しめるので、これからいろいろな街を訪れるのがとても楽しみです。例えば、ここからペルーのリマに行くなら、飛行機で4時間ほどしかかからず、往復の航空券も1人5万円程度のものがあります。国内にもカナイマ国立公園があり、世界遺産にも登録されているので、近いうちに訪れる予定です。

次回は、南米に駐在することの意義についてお話しします。