向後の7日株!:補修工事需要に思惑!国土強靭化も追い風の橋梁関連のリーディングストック!(187X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

PS三菱(1871)が今日の注目銘柄!

2日午前8時ごろ発生した、中央自動車道笹子トンネルの崩落事故を受け、老朽化が進む道路や橋梁への補修工事が進むとの思惑が台頭しています。そこで、PC(プレストレスト・コンクリ−ト)技術を基軸とした総合建設業として、橋梁に代表される公共工事を中心とした「土木事業」と民間工事を中心とする「建築事業」を2本柱として、PC技術の適用範囲を広げて新しい分野を開拓している、同社に注目します。

なお、国土交通省は高速道路3社が管理する全国の同種構造のトンネル二十数本の緊急点検を指示しました。また、藤村修官房長官は3日の記者会見で、事故に関連して、老朽化する道路設備は「大きな投資をして今後の永続性を担保していかねばならない。年がたっているものを十分に見直していく必要がある」と語ったということです。

さらに、今回の選挙の下馬評で比較第1党になるとされる、自民党は、政権公約で、事前防災の考え方に基づいて、近い将来起こることが十分に予想される巨大地震・津波などの大規模災害の被害を想定の半分以下に抑え、復旧・復興に要する経費を最小化するために、民間投資も最大限活用しつつ、ハード・ソフト両面にわたる「国土強靭化」に積極的に取り組むとしています。

このような状況は、同社の経営環境にとって、ポジティブであることは明白です。

ところで同社は、維持補修分野については、耐用年数を経た橋梁が増加する中で、「橋守プロジェクト」として同社が施工した橋梁を中心に約6600橋の点検調査を実施し、そのデータを蓄積することで、今後の保守整備への体制を確立しています。これが評価ポイントです。

一方、13年3月期通気連結業績予想は、売上高は980億円(前期比4.8%増)、営業利益は12億円(同145.7%増)、経常利益は9.6億円(同317.1%増)、当期純利益は6.0億円(同17.7%減)の見通しです。なお、前期は為替換算調整勘定取崩額5.27億円、ゴルフ会員権償還益0.86億円などを特別利益に計上するなどで、当期純利益は7.28億円(11年3月期期比36.1%増)でした。

テクニカル的には、3日の急騰で、株価は週足ベースの一目均衡表の雲上限(3日現在、404円)を上抜きました。遅行スパンも好転し、転換線(同385円)と基準線(同385円)の好転もほぼ実現し、事実上の「3役好転」です。このことから中期上昇トレンドが発生したとみています。目先は、上昇する5日移動平均線(同、386円)をサポートにした株価推移をイメージしています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO )
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。