引き続きオファーお待ちしています」――アニメ『銀河へキックオフ!!』をご覧になっていかがですか?ヒデ「すごくリアリティを感じるアニメだと思います。

サッカーをやっていた人間の視点から見てもそう思うのですが、アニメとしてもとても『本物』を感じますね。

サッカー目線で言うと、主人公の翔くんが天才プレイヤーというわけではなく、どちらかというとまだこれからという設定なんですが、実はサッカーってそこがスタートで、まだまだこれからのびしろがあって、色々なことを吸収できる状態にあるんですよね。

僕が小学生のころ、サッカーチームの監督に『1つ100点のことがあればいい』と言われていました。

たとえば、『足が速い』とか『テクニックがある』とか。

他にも技術面だけでなく、サッカーってメンタルなスポーツなので『大きい声が出せる』とかも含めて、1つでもいいから100点を目指そうということなんです。

そういう意味では、桃山プレデターのメンバーはみんなそれぞれ自分の得手不得手がありますが、まっすぐに頑張っていますよね」――ヒデさんは小学生のころはどんな感じだったのですか?ヒデ「どちらかというと、翔くんみたいな感じでしたよ。

だから練習もたくさんしましたね。

居残ってとにかく人よりボールを蹴るとかね」――実写パートの「Jリーガーに挑戦」でもプロと小学生の対決をご覧になっていらっしゃいますが、今の小学生たちって実際どうですか?ヒデ「今の小学生たちは上手ですね。

実際、対戦されるJリーガーの選手の皆さんもおっしゃっていますが、ほんと上手いです。

僕らが小学生の頃より、サッカー関連の情報がたくさん得られるということもあると思うんですけどね。

海外の試合もたくさん見られますし。

僕らの頃も、やはり上達への道として、まずは上手な選手のプレイを真似をするようにって言われてましたから。

ただ、真似をするのも難しくて、僕なんてなかなか出来ませんでしたけど、今の子供たちは上手ですよね」――番組はよくご覧になっていらっしゃいますか?ヒデ「先ほどもお話したように、娘と一緒に見ています。

ただ、娘は僕の出演コーナーよりアニメを楽しみに見ています。

今回、ついにアニメの出演が決まったので、出演する回は『どうだ!』って感じで一緒に見たいですね。

今からわくわくします」――番組を楽しみにしているファンへ一言ヒデ「『銀河へキックオフ!!』の登場人物たちと同世代の男の子や女の子たちには、この作品を見て『サッカーって面白いんだな』『友達っていいなあ』『外で泥だらけになって汗かくことって楽しそうだな』とか、何か感じてほしいです。

登場人物たちが描く夢は「銀河」ですから、とてつもなく大きい夢ですよね。

でもそうした夢を持つことの大切さを知ってほしいし、なんでもいいので目標を持ってそこに向かっていくということが大事だと思うので、そういったことをこのアニメを通じて感じてほしいです。

そして、仲間がいる、一人じゃないよってことも忘れないでほしいですね。

このアニメにはそういったメッセージがたくさん詰まっているので、ぜひこの先も楽しみに見てください!」森島寛晃とペナルティ・ヒデが声優に挑戦するTVアニメ『銀河へキックオフ!!』の第31話は、NHK BSプレミアムにて2012年12月11日(火)の午後6時30分より、NHK総合にて12月15日(土)の午前9時30分より放送。

第33話は、NHK BSプレミアムにて2013年1月8日(火)の午後6時30分より、NHK総合テレビにて1月12日(土)の午前9時30分より放送。