企業主催の講習会は面白い! 「トヨタのMEGA WEB」編




企業主催の講習会がいろいろあります。顧客サービスの一環、また社会貢献と目的はさまざまですが、その講習会の内容は本格的な物が多いようです。今回は、トヨタさんが開催している『トヨタ ドライバーコミュニケーション』というドライビング・スクールを取材しました。



トヨタ ドライバーコミュニケーションは以下のような概要で行われており、その趣旨は「技能向上による交通事故の低減」にあります。



■トヨタ ドライバーコミュニケーション

場所:『MEGA WEB』

開催日:毎週日曜日の10:00〜、11:00〜の2回制(各1時間)

受講料:300円/回

定員:毎回申し込み先着順に6名

参加資格:普通運転免許を有していること



ドライバーコミュニケーションのチーフインストラクター・小高勝也さんにお話を伺いました。



――受講者はどんな人が多いですか?



小高さん 若い方から年配の方まで幅広く来られますが、女性が多いのが特徴でしょうか。



――それは珍しいですね。



小高さん 普通のドライビングスクールですと、敷居は高かったりしますが、ここは来やすいんでしょうね。金額も300円と安価ですし。場所もいいと思います。



――東京テレポート駅(りんかい線)を下りてスグですもんね。



小高さん 電車で来て頂けるのはとても大事です。クルマでしか行けない教習所などのドライビングスクールですと、クルマを持っている人しか通えないですから。都心のペーパードライバーの方々のことを考えると駅近なのは重要です。



――プロのレーシングドライバーがインストラクターをされているとのことですが。



小高さん そうですね。レーシングドライバーだった人間がインストラクターをすることになっていまして。もちろん私もそうです。現役のドライバーもいます。例えば、ポルシェのアジアチャンピオンの澤、『GT-300』のチャンピオンの番場といった、輝かしい経歴の人間もインストラクターですよ(笑)。



――本当のプロに教えてもらえる機会はめったにないのでウレシイですね。



小高さん そう言ってもらえると、こちらもうれしいです。受講生としてプロが来られることもあるんですよ。例えばタクシーの運転手さん。プロとしての技術を見てほしいと。



あと、最近では新入社員の人が来られることもありますね。「入社して営業に配属されて、クルマで回らなければならなくなった。ずっとペーパードライバーだったので練習したい」とか。



――なるほど。そういう人にとっては助かる講習ですね。



■取材時のメニューは以下のようでした



●コーンを置いてハンドルさばきの確認

●フルブレーキ体験

●クマのぬいぐるみを使って、シートベルト、チャイルドシートの役割確認

●ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の講習



中でも注目は「フルブレーキ体験」です。クルマに負荷がかかるので、自分のクルマではあまりやりたくないですよね(笑)。それがここでは遠慮なくできます。



加速して「ランプがついたらフルブレーキ」という実習を行うのですが、踏むタイミング、踏む力などの個人データがグラフになってプリントアウトされます。インストラクターの模範実技との比較なども見られ、とても勉強になります。



――自分の運転がデータになって見られるのはいいですね。



小高さん 数値化されて客観的なデータになるので、みなさん参考になるのではないでしょうか。また、みなさんの運転を拝見して、アドバイスシートを作ってそれを郵送させていただいています。そちらもぜひ自分の運転に生かしていただきたいですね。



■講習会の終了後、受講者の丸山いずみさんにお話を伺いました。



――丸山さんは初めて来られたのでしょうか。



丸山さん 月に1回は来ます(笑)。



――かなりのリピーターですね。なぜ何度も参加するのですか?



丸山さん 私は自分のクルマを持っていないんですが、完全なペーパードライバーになるのは嫌なんです。なので月に1回はこの講習会に参加して、運転を見てもらっています。



――この講習会の良さは何でしょうか?



丸山さん インストラクターさんがみんな丁寧に教えてくださいますし。電車で来られるのがいいですね。とても来やすいです。



ほかの方々にも聞いてみましたが、この講習会は受講生の満足度がとても高いようです。また、みなさんとても楽しそうに見えました。筆者も運転が下手くそなので、ぜひインストラクターに指導してもらいたいと思いましたよ。







(高橋モータース@dcp)



トヨタ『MEGA WEB』

http://www.megaweb.gr.jp/index