心理学で解説! 恋人のウソを見抜く4つの質問

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恋人がウソをついているかもしれない……。

そんなとき、どうすればいいのだろうでしょうか。

「ゆうメンタルクリニック」総院長で、精神科医・心理研究家のゆうきゆうさんに聞いてみました。

まずは問題です。

今あなたの恋人が、浮気をしているようです。

その相手から本心を引き出すには、なんて言えばいいと思いますか? 1「ねぇ、浮気しているでしょう?」2「私に何か、隠していることない?」3「その人とは、いつからの付き合いなの?」4「ねーえ、『浮輪』知らない? あと『上着』知らない?」一番良い方法は、3「その人とは、いつからの付き合いなの?」と聞く方法です。

なぜこの質問の仕方が一番良い方法なのでしょうか?理由としては、今の相手は「浮気がバレそうだ……。

話がそこに来たら、なんとかはじき返したい」と思っています。

すなわち戦争で例えるのなら、そこはまさに「ウソ戦線」。

それだけは突破されたくないという、最終防衛ラインです。

相手はそこに、すべての戦力を集めています。

そんな中相手が拍子抜けするような形で、いきなりその一歩先に話を進めると、効果的なのです。

そんな形で、虚をつくと、相手は戦意を喪失します。

「は? 誰のこと?」「まさか浮気しているなんて疑っているの?」といった論点まであらためて押し返すことは、かなり困難になります。

万が一そう言ってきたら、相手の表情を見て、あわてているようであれば、あらためて一言「ねぇ、いつから?」。

これでほとんどが落ちるはずです。

さらに、YES・NOで答えられる「閉じた質問」ではなく、「なに」「いつ」「どこ」「どのように」などYES・NOで答えられない「開いた質問」をするのも効果アリです。

今回であれば、「いつから付き合っているの?」「何歳くらいの人?」「どこで知り合ったの?」。

開いた質問は、閉じた質問に比べて、答えるのにより大きな労力を必要とするので、前述の「ウソ戦線」を守りにくくなるんです。

これはビジネスやデートでの誘いにも応用できます。

「食事に行きたいんだけど、どうかな?」「ぜひ提携していただきたいのですが、いかがでしょうか?」と聞く場面でも、とにかく一歩越え、さらに開いた質問をしてみましょう。

例えば、話を少し振った後で、「都合がいいのは何曜日?」「正直なお話、いつごろまでに利益が上がることを望まれますか?」という感じです。

ちなみに、4「ねーえ、『浮輪』知らない? あと『上着』知らない?」は、トリッキーな質問のように思えますが、実は効果的な方法です。

人間は、「言い間違い」や「聞き間違い」には、潜在意識が強く関わっていると言われています。

「浮気」という言葉に異常なほどに敏感になっている相手は、「浮輪」や「上着」に対して、過剰にビクッと反応することでしょう。

ただし、この聞き方だと「浮気をしているかの判断」にしかなりません。

もしも、それ以上の詳しい情報が欲しくて、さらに今後のこともゆっくりと話したいのであれば、相手から気持ちを引き出さないといけないでしょう。

一方、1「ねぇ、浮気しているでしょう?」や2「私に何か、隠していることない?」というのは、あまりいい答えではありません。

ストレートすぎて「は!? 浮気なんかしてないよ!」「なんで?」「隠してるって、何を?」というように相手に言い返されてしまいます。

これでは、相手の気持ちは閉じたままでウソを見破ることはできません。

やはり、4のような一歩先に踏み込んだ聞き方が相手のウソを見破ることができるのです。

少し余談ですが、ウソがバレそうな人は、「語調を強くしたり」「逆に質問をしたり」することが多いです。

これは、無意識のうちに「攻撃こそが最大の防御」だと感じている証拠です。

さらに、ウソを見破る上で重要なのは、相手に対して「温かい目」で問いかけることです。

「私はあなたを疑っている」「浮気をしていたらすぐにでも怒ってやる……」そんな怒りの目を向けていたら、相手の気持ちがすぐに閉ざしていまいます。

「浮気なんて、別に悪いことじゃないんだよ」「私は、単純に知りたいだけなんだ……」それこそ”無邪気な少女”になりきったつもりで、優しく問いかけてみてください。

そうすれば、相手だってさらに警戒心をほどき、答えやすくなるはずです。

最後に、相手がウソをついているときも、交渉でなかなかYESと言ってくれないときも、ゴールは決して「相手を打ち負かすこと」ではありません。

「ウソを見破った!」「相手にYESと言わせた!」それに夢中になるあまり、大事なことを見失わないようにしてください。

最終的には、二人でゆっくりと話して、幸せな結果を得ることが一番大切なことなのですから……。